2020.10.23

2020.10.23

妊活中のランニングは逆効果 ?おすすめの運動方法とは

妊娠しやすい体づくりをするために、運動を取り入れると良いとされていますが、「ランニング」は妊活中の運動に向いているのでしょうか?

今回は妊活中のランニングは効果的なのかという点と、妊活中に効果的な運動について解説します。

妊活中にランニングすると逆効果?

妊活中は適度な運動を取り入れることで、妊娠しやすい体を作ることができます。しかし、運動なら何をしても良いというわけではありません。

ランニングは、有酸素運動という部分では妊活に向いているかもしれませんが、ウォーキングよりは激しい運動の部類に入ります。

激しい運動を続けていると、妊活には逆効果になってしまう場合があります。

「なぜ妊活中には逆効果になってしまうのか」というと、細胞を老化させる活性酸素が発生してしまうからです。

活性酸素が増えると卵子や精子も老化してしまい、妊娠が遠ざかってしまう可能性があります。そのため妊活中の運動は、ストレッチヨガなどの有酸素運動を取り入れるようにしましょう。

どうしてもランニングがしたいのであれば、1キロを走るのに5分以上かけるジョギングをオススメします。

走っていて「気持ちいいな」と思えるぐらいの、適度なジョギングに留めておいて、あとはウォーキングにするのも良いかもしれませんね。

妊活中になるべく避けるべき運動とは

妊活中になるべく避ける運動内容とは、先ほどお伝えした活性酸素が増えてしまうような激しい運動です。

また、妊活中はいつ妊娠してもおかしくないため、お腹に負担がかかるような運動も避けるべきです。

例えば、

  • 記録を競うような激しいトレーニング
  • 球技のような体に衝撃が加わるようなトレーニング
  • 腹筋などお腹に負担をかける筋肉トレーニング

このような運動です。

過激な運動をすると筋肉が疲れて硬くなってしまうため、からだの血流が悪くなり生殖機能が低下してしまいます。

さらに、活性酸素が増え卵子が老化することで、生理周期の乱れを引き起こしたり排卵障害を起こしたりすることにもつながりかねません。

そのため、妊娠超初期には安静にしておくことをおすすめします。ただし、これまで続けていた運動や、自分に適している運動やスポーツがあれば続けてもOKです。

もし激しい運動をしてしまった時は、「なるべく筋肉をほぐす」というアフターケアを心がけるようにしましょう。そうすることで、硬くなった筋肉をほぐし血流を良くすることができます。

適切な運動でカラダを温めて妊活しよう

適度な筋肉量を維持するためにも、ヨガやウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させながら、代謝アップをはかると良いでしょう。

血流が良くなるということは子宮や卵巣の血流も良くなり、お腹が温まったりホルモンバランスが整ったり妊活にも良い影響を与えてくれます。

ここで、特に妊活でオススメな「ウォーキング」をする時のポイントを紹介します。

  1. 背筋は伸ばし、やや早めに腕を振りなが歩く
  2. 毎日20〜30分程、ムリなく散歩がてら歩く
  3. 音楽を聴きながら歩く

毎日絶対にやらなければいけないと思ってしまうと、ストレスがたまり精神的な負担にもなってしまいますよね。

リフレッシュして気分良くするために、ウォーキングを取り入れることをオススメします。

忙しい日や雨が降っている日はお休みするなど、自分のペースで日常に運動を取り入れると良いでしょう。

まとめ

妊娠しやすい体づくりをするうえで大切なのは、血行促進を心がけることです。

妊娠しやすい身体作りのために運動は効果的ですが、それをすることによりストレスになってしまうと逆効果です。

激しい運動をしたり体を冷やしたりしないよう注意し、自分のペースで無理なく続けられる運動を取り入れて、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。

あなたにおすすめの記事

よく読まれている記事

この記事を見た人はこんな記事も見ています