妊活は辛く苦しいもので、妊活中のカップルは多くのストレスを抱えてしまいます。そのため妊活に疲れ、妊活の継続ができなくなってしまう方も珍しくないのです。
この記事では、妊活に疲れたときにどうしたら良いのかをテーマにお届けしていきます。妊活に疲れている方は、自身の妊活について考えてみましょう。
妊活によって多くのストレスを感じやすい理由
妊活は努力をしても努力の量と結果が結び付かないこともあり、その失敗が毎月月経として現れてしまい、ストレスを抱えやすくなります。まるで不合格通知を受けている気分になるという方も多く、生理が来るたびにひどく気持ちが落ち込んでしまう方もいるのです。周囲の妊娠報告や出産報告に対して、心穏やかに過ごせないことがあるのも仕方がないことですね。
また、妊活していることを周囲に知られたくないと感じている方も少なくないため、その結果どんなに辛い思いをしていても、相談相手を見つけられない場合もあります。どのような悩みでも、相談できる機会がなければ1人で悩みを抱え込みやすくなってしまうでしょう。
妊活に疲れたときの対処法
妊活に疲れ、もう妊活を続けられないと感じたとき、どのように過ごせば良いのでしょうか?
ここからは妊活に疲れたときの対処法を紹介します。
妊活仲間を作る
辛い思いを共有できる仲間がいると、心が晴れることもあります。辛いときにはお互いで慰め合い、良いアドバイスをもらえることもあるでしょう。
実際の知り合いの中から妊活仲間を作るというのは非常に困難だと思いますが、インターネットを使用し、SNSなどでコミュニケーションを取れば、プライバシーを保ちながら妊活仲間で集まることが可能ですね。インターネットでの付き合いは、自分のことを知らない相手だからこそ本音が話せる場合もあるでしょう。
夫婦の時間を大切にする
妊活中は子供のことばかりを考えてしまい、夫婦の会話も妊活のことが多くなりがちです。
しかし、実際に子供ができると夫婦2人きりでゆっくりと過ごす時間を用意することすら難しくなるものです。
今は「子供がほしい」という気持ちが強いかもしれませんが「夫婦2人でゆっくり過ごせる時間は今だけかもしれない」と考え、子供がいたらできないようなことを2人で楽しむようにしましょう。お洒落なレストランに行ったり、映画やコンサートを楽しむのも良いですね。
気分転換をする
妊活はストレスを感じやすいものですが、そのストレスは妊活の大敵でもあります。しかし、妊活が上手く進まない状態でストレスを感じてはいけない…というのは無理な話ですよね。
少しでも妊活のことを考える時間を減らすために、たくさんの気分転換をしましょう。旅行や習い事なども良いですし、何か新しいことにチャレンジするのもお勧めです。
不妊治療も考えてみる
妊活をしている方の中には「自然な妊娠」にこだわり、医療の力は借りずに子供を授かりたいと考えている方も少なくありません。
しかし、女性は年齢を重ねるとともに妊娠できる確率が下がってしまうのも事実です。妊娠が叶わないまま何年も過ごしてしまうよりも、早い段階で医療の力を借りてみるというのも良いのではないでしょうか?
一度妊活を休止してみる
子供を諦めるのではなく、数ヶ月だけでも妊活を休止してみるのもお勧めです。一旦妊娠のことを考えないように過ごし、心を休めてあげましょう。ただし、自身の年齢と照らし合わせながらその期間は決定することが大切です。
まとめ:妊活に疲れたときにはどうしたら良いのか?~妊活について考える~
妊活はストレスを抱えやすいものですので、まずはそのことを理解しておきましょう。
「なぜこんなにイライラしているのか…」「なぜストレスを感じてしまうのか…」を深く考える必要はないのです。
不妊治療では誰もが辛く苦しい思いをしており、平常心で過ごすことは難しいものだと思い、ストレスを感じてしまう自分を責めることは絶対に止めましょう。
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