妊活は毎月のように成功したかどうかの判断が下されるため、多くの人がストレスを抱えてしまうものです。
40代になると年齢的な焦りもあり、よりそのストレスを強く感じてしまう人もいるでしょう。
この記事では、40代女性の妊活で抱えてしまう焦りやストレスをテーマにお届けしていきます。
妊活で感じるストレス
妊活は、開始してすぐに妊娠できる方ばかりではありません。
なかなか妊娠できない現実に多くの方がストレスを抱えてしまうでしょう。
妊活は年齢が上がるにつれて長期化しやすい
妊活を始めてから妊娠するまでの期間は人によって変わりますが、妊活開始後1年以内に妊娠できる確率は20代後半で72.4%、30代後半では40.4%、40代になると24.0%です。年々その確率が減少していることが分かりますね。
30代後半で妊活をしている方の4人に1人は3年以上の妊活をしています。
妊娠中のストレスは女性の方が感じやすい
妊活中はストレスを抱えることでより妊娠しにくい状態になってしまうのですが、どうしてもストレスが溜まりやすい状態になります。
妊活中にストレスを感じたと答えた女性は87.3%であるのに対し男性は61.1%、多くの女性は妊活中に、男性よりも強いストレスを感じてしまうのです。
妊活中のストレスの原因
妊活中のストレスにはどのような原因があるのでしょうか?妊活中の女性が感じるストレスの代表例を紹介しましょう。
- なかなか妊娠しない焦り
- 周囲の人の妊娠報告を聞くこと
- 周囲の人の子供の話を聞くこと
- 毎月排卵日に行う性行為
- 配偶者の態度
- 仕事との両立
- 妊活のことばかり考えてしまうこと
どれも自分だけでの解決が難しい問題が多く、ストレスの解消は非常に困難であることが予想できます。
40代の妊活でストレスを抱えにくくするためには
40代の妊活は年齢的なタイムリミットが近いため焦りも加わり、よりストレスを強く感じやすくなります。
妊活を続ける限り、根本的なストレスの解決方法はありませんが、少しでもそのストレスと上手に付き合う方法を考えましょう。
妊娠以外のゴールを決める
妊活のゴールは妊娠だけだと思っていませんか?残念ながら、妊活をしても全ての夫婦が妊娠できるわけではないことを、頭に入れておかなくてはいけません。
ゴールのない妊活ほど辛いものはありませんので、妊活を開始する時から「◯年間チャレンジしてみて無理なら諦める」「◯歳まで妊娠しなければ妊活を止める」などのゴールを夫婦で決めましょう。
妊娠以外のゴールがあるだけで、妊活中の先の見えない状態から感じるストレスを軽減できる可能性があります。
自分の体を大切にしながら妊活を進める
自分の体が健康であることが妊活の第一歩です。自分の体を大切にした結果が妊娠につながると思いましょう。
婦人科に行くことに抵抗を感じる方もいるようですが、自分の体の状態を知らないまま妊活を進めても、不妊の原因を知ることができません。
妊活を始めるには、まず夫婦で検査を受けて治療が必要かどうかを知ることが大切です。
夫婦で意見を一致させる
妊活は夫婦の意見が一致していないままでは、喧嘩が増えてしまうと言われています。
お互い子供がほしいと考えているとしても「どうしても子供がほしい」「できれば子供がほしい」などの少しの違いが、妊活を進めるうちに大きな溝になることもあるでしょう。
妊活には夫婦で何度も話し合いをする必要があるのです。
まとめ:40代女性の妊活はストレスと上手に向き合おう!~焦りとストレスはつきもの~
妊活のストレスは多くの夫婦が感じることですが、年齢的な焦りのある40代になると、よりストレスを抱えやすくなってしまうことをお伝えいたしました。
ストレスは女性の体に悪い影響を与え、より不妊を招いてしまいます。少しでもストレスを解消できる方法を見つけ、上手に付き合いましょう。