2020.9.23

妊活時は基礎体温を知ることが大切?

妊娠をしたいと思ったら、まず「基礎体温を測る」というのは多くの人が聞いたことがある情報だと思います。

なぜ基礎体温が妊活に重要なのか?この記事では妊活と基礎体温の関係をまとめました。

妊娠を希望しているのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。

妊娠する上で基礎体温は重要

体を動かさず何もしていない状態での体温のことを基礎体温と言い、女性は月経周期によって基礎体温が変わるようになっています。その基礎体温を知ることは妊娠する上でとても重要なことなのです。

基礎体温の測り方

正しい基礎体温は眠っている状態に近い必要があるため、朝目覚めた瞬間の起き上がる前の体温を測るのが基本です。

使用する体温計は通常のものではなく、細かな数値まで計測できる婦人体温計を使用しましょう。

基礎体温を基礎体温表に記録する

測った体温を基礎体温表に記録します。毎日の基礎体温を折れ線グラフにすれば毎月の基礎体温の変化がわかりやすくなるでしょう。

基礎体温は睡眠不足・飲酒・体調不良にも影響を受けますので、規則正しい生活を意識しやすくなりますね。

基礎体温表は婦人科でももらえますが、市販の物も販売されています。

妊娠しやすい日と基礎体温の関係

基礎体温は体温の低い時期(低温期)と体温の高い時期(高温期)の二相に分かれるようになっています。

低温期と高温期の変わり目

女性の基礎体温が、低温期から高温期に変わる頃に女性の体では排卵が起きています。

排卵後に卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモンの分泌が増えることによって基礎体温が上昇するのです。

低温期と高温期がはっきりと分かれているのは、ホルモンの分泌と排卵が正常に行われている状態だということで、逆に基礎体温が二相に分かれていないのであればホルモン分泌が上手くできていないかもしれません。

妊娠しやすい日

女性が最も妊娠しやすい時期は排卵日前の5日間と言われています。もちろん排卵日翌日でも妊娠の可能性はありますが、卵子の受精可能期間が排卵後12〜24時間・精子の受精可能期間は3〜7日であるため、排卵日前の方が妊娠の可能性が高いのです。

排卵日に縛られないようにする

排卵日を気にするがあまり神経質になり過ぎるのは良くありません。タイミング法は有効な妊娠の方法ではありますが、細かな制限を設けないようにしましょう。

子宮を温めることは妊娠への近道

先ほどお伝えしたホルモンバランスの乱れの原因の一つとして、体の冷えが理由にあげられています。

子宮を温めるということは妊娠への近道でもあるのです。しかし、子宮は体の中にあるものなので簡単に温めることができませんね。ここでは効果的な子宮の温め方を紹介しましょう。

身に着けるものを工夫する

子宮を温めるためには体を冷やさない・締め付けないように心がける必要があります。特に鼠径部の締め付けがないショーツやパンツを選び、腹巻を使用したり首・手首・足首を冷やさないように過ごしましょう。

適度な運動をする

運動は体を温めるのに最適ですが、特にふくらはぎや下半身を鍛えるランニング・ウォーキング・スクワットがお勧めです。

毎日行って習慣化させてしまえば子宮も温まりやすくなるでしょう。

まとめ:妊活時は基礎体温を知ることが大切?

子供が欲しいと思った時に基礎体温を測る重要性と、基礎体温の測り方や排卵日について分かりやすくまとめました。

基礎体温を測ることも大切ですが、まずは日常的に子宮を温めホルモンバランスを整えられるようにしましょう。

よしこ先生
よしこ先生

そもそも体温が低い、冷えがあるままでは妊娠しません!!
万が一妊娠してもお腹の赤ちゃんが寒いわ!!!
カラダを温める♡
まずここが妊活のスタートです!

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