「妊活にはヨガがいい」と言われており、妊活でヨガを行なっている人が増えています。
ヨガにはメリットが多く、血液循環を改善したりリラックスしたりできます。お家で気軽にできるため、妊活中にはとてもおすすめな運動です。
今回は、妊娠力UPにつなげるための「妊活ヨガのポーズ」などについて解説していきます。
運動不足が不妊症に与える影響とは
運動不足は筋力が低下してしまうため、全身の血流の流れが悪くなります。
血液の流れは最初に胃、腸などの生命維持に重要な器官へ循環します。血流の流れが悪ければ悪いほど、子宮や卵巣などへ送る血液が後回しになってしまうのです。
卵子は年齢とともに老化していくと言われますが、血流が不足すると卵巣内の卵子はどんどん老化していきます。
そのため、運動不足だと子宮や卵巣などへの血液循環が悪くなるため、さらに卵子の老化が加速してしまい不妊に繋がってしまうということです。
妊活中のヨガ
ヨガは、血液循環をよくするためにオススメな運動のひとつです。血液の循環が良くなることで身体が温まってくるため、冷え性の改善にもつながります。
また、呼吸を整えて体を動かすことで、緊張がほぐれリラックスすると自律神経の乱れが解消されます。そうすることで、ホルモンバランスが整って妊活力を高めてくれるのです。
さらに、ヨガから得られたリラックス感がストレス解消も役立ちます。
妊活に効果的なヨガポーズ
妊活の大敵は、『ストレス』と『冷え』です。ヨガをすることでそれらを取り除いていきましょう。
ここからは、妊活ヨガのポーズで代表的なものを2つご紹介します。
妊活ヨガ①〜ネコのポーズ~
ネコのポーズは、猫をモチーフにしたヨガのポーズです。カラダを温めてくれて血行促進をしてくれる効果があります。
- 手と足は肩幅程度に開き、四つん這いになります
- おへそを見るように頭をお腹側に入れて背中を丸めていきます
※ポイントはお腹をできるだけ薄くへこましていくこと - 頭をゆっくり上げて、背中を思い切り反らします
- 深い呼吸をしながら、5~10セット繰り返します
妊活ヨガ②~カメのポーズ~
カメのポーズは、骨盤にフォーカスしたポーズです。骨盤のゆがみを取って、骨盤内の血流をアップさせることができます。
- 両足の裏どうしをくっつけて、両ヒザを開いて座ります
- 左右の腕をヒザから通して、手のひらを床につけます
- 深く前屈し、背骨を伸ばして丸めていきます
- 呼吸をしながら、30秒ほどキープしましょう
妊活ヨガ③~三日月のポーズ
このポーズは、横から見た形から三日月のポーズと呼ばれています。そけい部(足の付け根)を伸ばして、骨盤の循環を良くするので、生理痛や生理不順などの改善効果も期待できます。
股関節を前後に開き、上半身の前面を大きく伸ばすポーズ。呼吸とともに、体が描く三日月の形を味わいながらポーズを取りましょう。
- 右足のつま先を正面に向けて、両手のあいだに踏み出します
- 上半身を起こし、右ひざを90°に曲げます
- 息を吸いながら背中を引き上げます
- 両手を合わせ、上に伸ばしながら上半身を後ろへ反らします
- 30秒ほどキープし、左右の足を入れ替えます
ヨガで血流を良くして妊娠力を上げよう
ヨガを習慣化すると血流が良くなっていきます。ヨガを始めたら、普段から姿勢にも気をつけていきましょう。これだけでも妊娠力UPにつながります。
妊活のためにヨガを始めたからといって、確実に妊娠できるという訳ではありません。しかし、「妊活ヨガをしたら妊娠できた」という声があがっているのも事実です。
ヨガは筋トレのようにハードな運動ではなく、リフレッシュできたりストレス解消できたりなどと精神面でのメリットも多いです。
妊活ヨガはおうちで簡単に行うことができるので、ヨガで血流を良くして妊娠力をあげていきましょう!