ヨガは妊活中の方にとても人気がありますが、ホットヨガの方が妊活の効果が高いという声も多く聞きます。
妊活に効果が高いのはどちらなのでしょうか?
今回は、ホットヨガが妊活にどのような効果があるのか、ホットヨガの注意点などを解説していきます。
妊活におけるホットヨガの効果とは
ホットヨガの室内は、室温・湿度ともにヨガよりも高く設定されていることが特徴です。
ここでは、ホットヨガの効果についてみていきましょう。
体の柔軟性が高まり子宮機能UP
高温多湿のスタジオで、深い呼吸をしながら行うホットヨガは、通常のヨガより柔軟性の高いポーズを取ることができます。
そのため、妊活に重要な「股関節や骨盤周辺の筋肉」が効率良く鍛えられ、骨盤の歪みを正すことができます。また、筋肉量が増えると基礎代謝が上がるので、免疫力もアップします。
正しい姿勢を保つための筋肉を鍛えて、骨盤の歪みが改善することで、お腹周りの血液循環が良くなり、子宮機能がアップしていきます。妊娠しやすい体質になっていきます。
血の巡りが良くなる
ホットヨガで全身を温めながら運動することで、凝り固まった筋肉がほぐれ血の巡りが良くなります。
特に、筋肉量の低下、汗腺の機能低下、冷えなどで汗をかきにくくなっている体質の人に向いています。
妊娠しやすい身体になるためには、お腹だけ・足先だけを温めたりするような一時しのぎよりも、ホットヨガで体質改善をする方が血流の流れがどんどん改善していきますよ。
ストレス解消ができる
ホットヨガでは、高温多湿の空間でひとつひとつのヨガポーズで身体を動かして大量の汗をかくため、ストレス解消にもつながるといわれています。
ホットヨガの呼吸法を意識しながらリラックスをすることで、自律神経が整ってホルモンバランスの改善も期待できるでしょう。
ゆっくりとポーズをとることで、日常的にストレスを発散していきましょう。
ホルモンバランスの改善
現代では仕事などでストレスや疲労が溜まりやすく、自律神経が乱れている人が多いといわれています。自律神経が乱れていると、妊活に必要なホルモンのバランスを整える機能が衰えてしまうのです。
排卵周期に合わせて女性ホルモンがバランスよく分泌されなければ、不妊に繋がってしまう可能性があります。
ホットヨガでゆるやかに体を動かして、副交感神経を優位にすることでホルモンバランスの改善をし、妊娠しやすい体質にしてきましょう。
ホットヨガの注意点
妊活中のホットヨガでの注意点は次の3つです。
- 水分補給をこまめにする
- 無理をしない
- 排卵期~着床時期と生理中はお休みする
ホットヨガは、高温多湿の空間で体を動かすため、大量に汗をかきます。脱水症状を起こさないためにも、無理をせずこまめに水分補給を行うことが大切です。
また、毎月の排卵前後や高温期にはホットヨガを控えるようにしましょう。
排卵には個人差がありますが、月経初日から約2週間後にあるといわれています。この期間が着床時期となります。
この排卵前後の高温期に必要以上にカラダを温めてしまうと、卵子や受精卵の動きが悪くなってしまうので、着床を妨げてしまう心配があると考えられています。
妊娠初期にホットヨガをしたから、すぐに悪い影響がある、ということにはなりませんが、気になるようなら排卵前後〜高温期にはやめておくようにしましょう。
妊活中のホットヨガで楽しみながらリラックスしよう
ホットヨガは、血液の巡りがよくなり、冷えが解消する効果があるため、巡りの改善が重要な妊活にはうってつけの運動です。
高温多湿の非日常な空間で、マイペースにホットヨガをすることで、日頃のストレスを解消をしていきましょう。
日常に楽しくホットヨガを取り入れて、妊活力をアップしていきましょう。