2020.12.22

妊活中の妻に夫がしてはいけないNG行動!妊活は夫婦で協力を!

妊活は夫婦で取り組むものですが、体の構造上どうしても女性の方が多くの負担を抱えてしまう傾向があります。それでも子供がほしいという願いを込めて日々努力を続けている女性は、ストレスを感じやすい状態になっているのです。

妊活を始めてから妻が短気になったと思う夫は少なくないようですが、夫の配慮によって妻の精神状態を安定させ、夫婦の絆をより強めることも可能でしょう。

この記事では、妊活中の妻に対し夫が避けるべきNG言動・行為を紹介していきます。

妊活中の妻に夫がしてはいけないNG行動

妊活は夫婦で協力するものです。まずは夫が妊活中の妻にしてはいけないNG行動について見ていきましょう。

排卵日に無関心・性行為を拒否

排卵日前後に性行為をしなければ妊娠はできません。妻が毎日基礎体温を測ったり、無事排卵ができるよう食事に気を使ったり、生活習慣を見直すなどの努力をしていても、排卵日に夫が協力してくれないのでは、それらの努力が無駄になってしまいます。

「仕事で疲れている」「気分じゃない」「見たいテレビがある」など、理由はさまざまだと思いますが、毎日妻が努力していることを忘れずに、軽々しく排卵日付近の性行為を断らないようにしましょう。

もちろん仕事や体調の問題はどうにもならないことがあります。その場合には理由と謝罪をしっかりと伝え、妊活に協力したい気持ちはあることを、妻に理解してもらう必要がありますね。

妊娠しなかったことに関心がない

妊娠が叶わなければ妻に月経がきます。毎月不合格通知を受け取ったような気分になる方もおり、中には自尊心を傷つけられて自分の存在意義まで見失ってしまうこともあるのです。

最初はそんな妻をフォローできていた夫も、毎月の生理のたびに妻を慰める行為を面倒に感じてしまう方もいるようです。夫からすれば「毎月慰めることが大変…」と感じることもあるかもしれませんが、妻からすれば妊娠できないというダメージを積み重ね、心の傷はどんどん広がっている状態です。可能な限り、妻の心の傷に寄り添ってあげるようにしてください。

妊活に関する妻の話を聞かない

毎日妊活の話ばかりで、飽き飽きしてしまう気持ちも分かります。それでも、それが妻の頭の中の状態なのです。そして、妻は妊活のことばかりを話したいわけではなく、妊活のことしか考えられず、余裕がなくなっているのです。

どのような話でも流すことなく、妻の気持ちはできるだけ聞くようにして、ストレスを軽減してあげましょう。

妊活中の妻に夫が言ってはいけないNGワード

妊活中の妻に夫がしてはいけないNG行動をお伝えしましたが、ここからはNGワードについて説明していきます。

ついつい言ってしまったことで、夫婦に大きな溝ができてしまうこともありますので、紹介するような言葉は、可能な限り口にしないようにしてください。

妊娠・不妊についての基本的な知識を説明する

「子供は授かりものなんだし…」「40代でも子供は産めるって知ってる?」「〇〇さんは〇〇で妊娠したってよ」などの言葉は避けましょう。多くの場合、夫よりも妻の方が妊活・不妊・妊娠の情報を調べています。努力を続けているのに、今更夫から基本的な知識を説明されても、素直に受け取れるはずがありません。

妻の気持ちを否定する

「なんでそんなにイライラしてるの?」「おかしいんじゃないの?」「他の人は耐えている」など妻の辛い気持ちに寄り添わず、否定するような言葉を投げかけるのは止めましょう。

妻がどれだけ努力しているか、辛い気持ちでいるのかを想像してあげてください。

またストレス耐性は人によって変わりますし、他の夫婦のことは本人たちにしか分かりませんので、他の人と比べることも止めてください。

まとめ:妊活中の妻に夫がしてはいけないNG行動!妊活は夫婦で協力を!

妊活中の妻に夫ができることは、「寄り添う」「共感する」「妻の辛い気持ちを受け入れる」ことです。

夫婦2人の子供をつくるために妊活を始めたはずですので、いま夫としてできることは妻に優しく接することであると考えましょう。

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