2020.9.23

今と昔の妊娠事情について解説!

昔は5人や8人も子供を産む方も珍しくなく「不妊症」という言葉は一般的ではなく、「女性は子供を授かるのが当たり前」の時代では、子供ができない妻は肩身の狭い思いをしたり、それが理由で離婚になることも珍しくありませんでした。

昔の人は現代の女性よりも妊娠しやすい体を持っていたのでしょうか?この記事では、今と昔、どっちの方が妊娠しやすいのか?何に違いがあるのか?を調べました。

昔の人は妊娠しやすかった?真相はいかに?

当たり前ですが、今も昔も女性の体の構造に違いはありません。何が違うのかと言えば、その生活環境になります。また、一番の違いとして結婚年齢がとても早かったということが挙げられるでしょう。

10代で結婚・20代で妊娠出産が昔の人のライフサイクルですが、平成28年の統計での女性の平均出産年齢は第一子で30.7歳、第二子になると32.6歳。これには約10年もの差があります。

健康な女性が1ヶ月で妊娠する確率を調べると、20代で約20〜25%、30代前半で約15~20%、30代後半では約10%、さらに40代となると5%以下まで下がってしまいます。

現代と昔の高齢出産について

結婚・出産の年齢が遅くなる現代の女性は高齢出産になりがちですが、実はそれは昔の女性も同じでした。

そもそも基本的に出産する子供の数が多かったことと、子供は多いほど良いとされている時代もあったため、45歳以上の出産も多くあったそうです。

「高齢出産が増えた」と言われていますが、それは初産のみの話であり、出産という括りで見ればむしろ高齢出産は減っているのです。そう思うと高齢出産だからという心配も少し和らぎますね。

妊娠したい方が意識すべき生活習慣について

昔のように早い年齢で結婚・出産をすることは希望通りにできるものではありませんが、昔の人から学ぶべきことはたくさんあります。

特にその生活スタイルは女性の体に良い影響を与える習慣が多いため、妊娠を希望しているのであれば、ぜひ参考にしましょう。

早寝早起き

今のように便利な家電や調理器具が揃っていなかった時代の女性は、朝早くから家事に追われ、夜テレビ番組を見て夜更かしをするような生活スタイルではなく、多くの人が早寝・早起きの生活を自然と送っていました。

さらに移動手段も限られ、家事をするだけでも毎日十分な運動量を確保していたと言えるでしょう。つまり、昔の人の日常は見本のような健康的な生活であると言えますね。

添加物や化学調味料の少ない食事

残念ながら現代の食事には多くの添加物や化学調味料が含まれ、私たちは知らず知らずにそのような食品を摂取し続けてしまっています。

添加物や化学調味料はすぐに人間の体に悪影響を与えるのではなく、ゆっくりと臓器に悪い影響やアレルギー反応を発生させ、卵子の成熟障害・質の低下・卵子染色体異常・受精障害・着床障害などの不妊の理由につながる心配があるのです。

現代でもなるべくそのような食品を使用せずに調理をするなどの方法で、健康的な食生活を送れますね。

まとめ:今と昔の妊娠事情について解説!

結婚・妊娠・出産の年齢だけでなく生活スタイル・食生活を今と昔で比べてみると、昔の方が妊娠しやすい状態であると考えられるのは、ごく自然なことであると言えます。

また、不妊治療を始めると経済的負担・治療に対するストレスなども感じやすくなってしまい、妊娠が難しくなってしまう場合もあるようです。

不妊治療や排卵日にこだわった妊活をする前に、生活スタイルや食生活を見直してみるのも良いのではないでしょうか?

よしこ先生
よしこ先生

・早寝早起き
・適度な運動
・添加物の除去
この3つは本当に妊娠への近道!!!
やってみる価値ありすぎ3ポイントですよ!

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