排卵日を予測して性交渉のタイミングを合わせたりする前に、妊活には妊娠しやすい体をつくることが最も重要です。
すなわち、妊娠しやすい生活や食事について学ぶことが妊活の第一歩なのです。
そこで本記事では、妊娠するための準備に必要となる妊活知識を紹介していきます。
妊娠しやすい食事と栄養について
妊娠しやすい体とは、わかりやすく言えば健康的な体ということです。そして、妊活のために健康的な体を手に入れるためには、正しい食事が必要になってきます。
まず、一日三食規則正しい時間に食事ができるようにし、カロリーが高くなりがちなファーストフードや外食は控えましょう。
また、食事には野菜・肉・魚・卵などの食材をまんべんなく摂取して、食材を購入する際には、残留農薬の少ない野菜や保存料を使用していない加工品を選ぶと良いでしょう。
積極的に摂取するべき栄養素
さまざまな種類の栄養素を摂取するのが理想的ですが、特に妊活をする時に補いたい栄養素について紹介します。
【鉄:あさり・レバー】
血液の材料になりますので月経時には特に必要な栄養素です。
【タンパク質:鶏肉・魚・卵】
体の土台を作り、質の良い卵子の元になります。
【ビタミンE:アボカド・カボチャ・ナッツ類】
卵子の若返りに役立ち、血液やホルモンバランスを良くします。
【亜鉛:牡蠣・ほたて】
男性の精子の形成に役立ちます。
【葉酸:レバー・菜の花】
遺伝子情報を担う核酸の合成を助け、胎児の先天障害の発症を減らします。
生活習慣を改善する
不規則な生活や運動不足は、女性の体を妊娠しにくい状態にしてしまいます。
生活習慣は一日で正せるものではありませんが、日々改善させる努力が必要でしょう。
適度な運動をする
ウォーキングなどの適度な運動をして、血行を促進させましょう。
運動不足は肥満の元になるだけでなく、冷え性にもなってしまうのです。運動する時間が用意できないのであれば、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使用するなどの心がけでも、運動不足が解消できます。
締め付けない服を着る
体を締め付けるような下着や衣服を着ていると、体中の血行が悪くなってしまいます。
結果的に冷え性につながりますので、男性も女性も適度にゆとりのある服装をすると良いでしょう。
体を冷やさないようにする
女性は下半身やお腹を冷やしすぎると、卵巣や子宮の機能が低下してしまいます。
冷房の使い過ぎに注意し、薄着になり過ぎないなどの工夫もしてみましょう。
ストレスをためすぎない
ストレスやプレッシャーを感じ続けると、ホルモンバランスを崩し妊娠しにくい体になってしまうと言われています。
ストレスを感じない生活は難しいと思いますが、自分なりのストレスの発散方法を見つけたり、1日のうちにリラックスできる時間を設けるようにしてください。
自分の体の状態を知る
妊活に向けて何をすれば良いのかを知ることは簡単ですが、自分の今の状況を客観的に把握できない方もいるようです。
まず自分の今の生活はどうなのかを考えた上で、何を改善していけば良いのかを見極めてみましょう。現状を正しく把握したい方は、妊活専門のクリニックに相談することをおすすめします。
今の状態をメモしてみる
客観的に自分の生活や食生活を判断するために、数日間の生活や食事をメモにしてみるのも有効です。
睡眠時間・運動量・食事内容が一目で分かるようにすれば、何から取り組むべきかが見えてくるでしょう。
まとめ:【妊活と健康】妊娠するための準備に必要な知識を紹介!
今回は、妊娠するための準備に必要となる妊活知識を紹介しました。
妊活をはじめたら自身の健康を考えることは大切なことです。まずは自分の状態を把握し、無理のない範囲から生活・食事の改善に取り組みましょう。
1日3食は食べ過ぎでは?と突っ込みたいところもありますが、概ね賛成!!これを続けると美容にも◎です!!