「妊活を理由に仕事を辞めるべきなのか」という点は、妊活中の女性にとって大きな悩みの一つになっています。
この記事では「仕事を辞める勇気がない」という人に向けた内容です。大切な妊活時期に後悔ない選択をしていきましょう。
仕事をしながら妊活のデメリットとは
仕事をしながらの妊活は、以下のようなデメリットがあります。
- ストレスで生理不順になる可能性がある
- 肉体的負担がある場合、無理が生じることがある
- 病院の診察時間と仕事の終了時間が合わない
順番に説明していきます。
ストレスで生理不順になる可能性がある
妊活ではホルモンバランスを整えること重要ですが、仕事をしながらの忙しい生活では、このホルモンバランスが崩れていることが多くあります。
仕事がハードで精神的に大きなストレスを受け続けると、排卵の周期が乱れるなど、妊活にとって悪い影響を受けやすくなります。
生理が正常でなければ、妊娠することが難しくなってしまう可能性があります。
肉体的負担があると無理が生じる
仕事の拘束時間だけでなく、肉体的にも無理のある働き方をすれば、ホルモンバランスのみならず体にも支障が出てきてしまいます。
実際には肉体労働が不妊の原因ではないとしても、肉体労働はなるべく避けたほうがいいでしょう。
妊活時期に重いものを持つ仕事をすると不安にも繋がり、その不安がストレスとなって、「あの時ハードな仕事をしなければ妊娠してたのかも・・・」と疑心暗鬼になってしまうかもしれません。
病院の診察時間に間に合わない
妊活中は病院に通うことが増えますが、フルタイムで働いていると病院の診察時間と仕事の終了時間が合わないこともありますよね。
そうなってくると、正社員で働くのが時間的に難しくなる場合も増えてきます。病院を優先したいのに、予約が先延ばしになってしまうとストレスもたまってしまいます。
妊活で仕事を辞めると言えない理由
妊活において、「仕事をセーブした方がいいけど辞める勇気が出ない」という人が多いのかもしれませんね。
妊活で仕事を辞めるといえないのは、以下のような理由ではないでしょうか?
- 収入がなくなるのが不安
- キャリアを失うことに勇気がでない
- 仕事場で迷惑をかけている&辞めたら迷惑がかかる
人生の優先順位が仕事より「妊娠」になった時には、「仕事を辞めるメリット」と「続けた場合のリスク」を天秤にかけてみましょう。
同僚や会社へ迷惑がかかると思うのであれば、同様に天秤にかけてみましょう。
もし、仕事を辞めず赤ちゃんを授かれなかった場合、「あの時仕事をセーブしておけば、、」と後悔が残るかもしれません。
あなたにとっても、夫婦にとっても妊活は、「とても重要な時期だ」ということを忘れないでくださいね。
働き方を変えてみるのも手
ここまで読んでみて「正社員で働き続けるのは難しいかも」と感じた人もいるかもしれませんね。今まで働いてきた、居心地のいい環境から離れることに抵抗がある人もいるでしょう。
妊活中はもちろん、妊娠すれば「いつまで仕事を続けるか」「産休・育休を取得して、その後復帰するのか」など、今の仕事をどうしていくかという選択を考えなければなりません。
今の仕事が好きで辞めたいと思っていないのであれば、仕事も妊活も全力で頑張るべきだと思います。
いろんな選択肢の中から、仕事を辞めて妊活に集中するのか、それとも妊娠するまで仕事は続けるのかなど、夫婦で話し合って納得のいく答えを探してみましょう。
まとめ
妊活を理由に「仕事を辞める勇気がない」と悩むのもよく分かります。
後悔しないよう、一度立ち止まって考えてもいいかもしれません。夫婦にとってベストな選択ができるようにしたいですね。
妊活をしながら仕事もして両立を目指すのか、妊活に集中するために仕事を辞めるのか、後悔が残らない選択を目指していきましょう。