妊活をしている女性の中には、仕事をセーブすることなくいつも通り働きに出ている人が多いのではないでしょうか?
意外と知られていませんが、妊活中の女性の多くは「仕事と妊活の両立」においてストレスを抱えています。
そこでこの記事では、仕事と妊活の難しさとストレスへの対処法などを解説していきます。
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「仕事と妊活の両立」の“その先”とは
妊活をしてもすぐに子どもができる保証はなく、もしかすると不妊治療を選択する時が来るかもしれません。そんな時の仕事と妊活の両立は可能なのでしょうか?
NPO法人『Fine』(不妊に悩む女性たちをサポートする団体)が行なった調査結果によると、約92%の女性が「不妊治療と仕事の両立は大変だと思う」と答えています。
まず、不妊治療を開始すると、病院に通う頻度が多くなり突然「また明日病院に来てください」と言われることもあるため、その都度「急な早退や休暇」を繰り返すことになってしまいます。
それでも急に休暇をとることは難しく、仕事を優先せざるを得ない状況が続くと、思い通りに妊活ができていないことが大きなストレスになるはずです。
また、妊活をしているということは、いずれ産休・育休を取得する可能性があるということでもあります。この、「仕事と妊活の両立問題」は、職場環境の問題でもあるため、妊娠した後~出産後・育児中までずっと関わってきます。
出産後の自分の仕事が今まで通りできるかどうかは、会社の方針次第になってしまうのです。
妊活中の従業員に対して会社の理解は厳しい
NPO法人FINEによる不妊治療に対しての調査で、「職場のサポートがある」と答えた人は、わずか5.9%でした。
また、不妊であることを伝えたくない、妊活のために早退をして周りに迷惑をかけたくないなどの理由で、不妊治療をしていることを「話しづらい」と感じる女性は、68.8%もいました。
もし仮に妊活のための休暇をもらえても、「休みをもらったのに、授からなかったらどうしよう」というストレスを抱えてしまうかもしれません。
子どもが産まれているならまだしも、まだ子どもがいない状態で休暇や時短をもらって同僚にしわ寄せがいくことを考えると、なかなか言いづらいですよね。
仕事をしながら妊活に専念したい人と、それを認めづらい職場環境。どちらの言い分もわかるため、妊活と仕事の両立はすごく難しい問題です。
妊活と仕事の両立でストレスを抱えてしまうのは、当然の結果なのかもしれませんね。
ストレスになっている原因を特定する
妊活においてストレスは大敵です。
妊活と仕事の両立において、なにかしらのストレスを感じている場合は、いつ・どんな時にストレスを感じているのかを見直してみると良いでしょう。
例えば、仕事内容についてのストレスではなく、通勤電車のラッシュでストレスがかかるのであれば、ラッシュに被らない時間に出社できないかを上司に相談してみてみると改善するかもしれません。
また、職場の人間関係にストレスを感じているのであれば、周囲の理解と協力を得られるように妊活について話をする場を作っても良いですね。
それでもストレスが解消されない場合は、転職や休職をすることも視野にいれつつ、まずは自分が今できることをすることが大切です。
まとめ:両立は難しい?妊活と仕事の両立とそのストレスについて
いかがでしたか?今回は、仕事をしながらの妊活のストレスについて詳しく解説しました。
職場で、妊活に対する理解がない人もいるかもしれませんが、妊活について打ち明けたことにより、働き方が大幅に改善されている女性も少なくないようです。
妊活と仕事をうまく両立してストレスのない生活をおくるために、まずは今できることからはじめてみましょう。
会社の上司や同僚に、両親に、夫に言いたいことをはっきり言ってみませんか? 『言っても無駄』と諦めたら改革は起こらない!!!自分の人生は一度きり。楽しんだ勝ちです!!負けるな乙女!!!!