妊活中に効果的なマッサージをすれば、血液の流れが促進され妊娠しやすい体を作れます。
特にリンパマッサージは体の毒素排出にも影響を与え、高い効果が期待できるマッサージなのです。しかし、その効果をより高くするためにはリンパマッサージのやり方だけでなく、マッサージをするタイミングなども理解する必要があるでしょう。
この記事では妊活中におすすめのリンパマッサージと、マッサージをするべきタイミングについてまとめました。
Contents
妊活中の方が行うべきリンパマッサージをご紹介
リンパマッサージを行うと、リンパの滞りを取り除き代謝を良くできます。その方法はとても簡単なものが多いのですが、一度行うだけでは意味がありません。
定期的にリンパマッサージを実施するようにし、リンパの流れが常に良い状態にすることで、より高い効果が感じられるようになるでしょう。
リンパの流れを促すマッサージ①
お腹にあるリンパの流れを促すマッサージです。
①ウエストの両側に手のひらを当て、おへそに向かって皮膚を動かしながら力を加える
②外側に力を逃すようにさすり上げる
①〜②を一呼吸分休みながら5回繰り返しましょう。
リンパの流れを促すマッサージ②
お腹全体のリンパの流れを促すマッサージです。
①左手の上に右手を乗せて恥骨とおへその中心に当てる
②息を吸って、吐きながら背中に向かって手を押しながら上げていく
③おへその横に両手をあてる
④息を吸って、吐きながら背中に向かって手を押しながら上げていく
①〜④を5回繰り返します。
妊活中のリンパマッサージの効果的なタイミングは?
リンパマッサージの方法を紹介しましたが、リンパマッサージに最適なタイミングは生理周期や基礎体温を測って見極めます。
自分が今生理周期で言えばどの期間に当たるのかを、把握しておくようにしましょう。
リンパマッサージが効果的な時期は卵胞期
リンパマッサージの効果が一番高いのは生理直後の卵胞期です。「卵が育ちやすい時期」であり、この時期にリンパの流れを良くすることで、より良い体内環境が整えられるでしょう。
また、排卵後の黄体期は自律神経が乱れやすく体調不良になりやすい時期でもあるため、この黄体期のリンパマッサージもお勧めで、妊娠しやすい子宮環境が作られやすいと言われています。
妊活におすすめする経絡リンパマッサージについて
リンパは西洋医学の考えですが、経絡とは東洋医学で言う「生命を維持する通り道」のことです。
この二つの流れに注目したマッサージ方法が経絡リンパマッサージ。経絡リンパマッサージをすれば、体の中にある余分な水分や老廃物が排出され血行も良くなるため、免疫機能も改善できるのです。
経絡リンパマッサージは全身に実施できますが、ここでは特に妊活の敵と言える「体の冷え」に効果のある足裏の経絡リンパマッサージを紹介しましょう。
足裏の経絡リンパマッサージ
体の冷えに効果がある足裏の経絡リンパマッサージです。
①親指で足の裏全体を1分間ほどさする
②足の爪から指の付け根に向けて親指で足の指を押す
③両手の親指を使って足裏の人差し指と中指の間にある(足の指を動かすと凹む部分)を押す
両方の足にも行いましょう。
まとめ:妊活マッサージのやり方と効果的なタイミングをご紹介!
妊活中のマッサージの効果を高めるタイミングと、経絡リンパマッサージについて方法や意味を説明しました。
どのマッサージもとても簡単なものなので、日常的に実施できるようにし、体に老廃物をため込まない生活を目標にしましょう。