2020.9.23

若い女性であっても理解しておくべき妊活について

40代でも妊娠する方が多くなった一方で、若いうちから生理不順で悩む女性も増えています。ご存じの通り閉経をすると妊娠はできなくなりますが、30歳未満の1000人に一人、40歳未満の100人に一人が早期閉経をしてしまっており、海外では10代で早期閉経と診断された例もあるのです。

つまり、「自分は大丈夫」と思わず早い時期から妊活を始めることが大事だと言えます。

そこで今回は、若い女性と不妊をテーマに進めていきます。

若い女性であっても不妊に悩む

不妊治療を続けている女性のうち35.0%は、20代のうちに不妊治療を開始しています。高齢出産と言われる35歳になる前から、不妊に悩む女性が多いということです。

不妊治療経験者のうち34.3%が100万円以上の治療費をかけている

不妊治療の費用が100万円以上かかったと答えた人は、20代前半では7.7%、20代後半では32%、35歳〜39歳では41.9%になり、年齢が上がるにつれて治療費も高額になっていく傾向があります。

その理由は30代後半になると、経済的負担の高い特定不妊治療を取り入れる方が増えるためでしょう。

特定不妊治療とは体外受精や顕微授精のことを言い、40代前半で出産した方の78.9%が特定不妊治療による妊娠でした。

不妊治療経験者の2人に1人が治療をやめようと思った経験がある

不妊治療を受けている女性の半分以上の方が、不妊治療をやめたいと考えた経験があるそうです。その割合は30代後半以上の方が多いと言われています。

若い男性をパートナーにする事で不妊は解消されるのか?

妊娠を希望する女性の中には、若い男性をパートナーにすれば妊娠しやすいのではないかと考えている方が多いようです。しかし、不妊は年齢だけが理由ではありませんので、ここでは男性不妊について説明をしていきましょう。

不妊の原因が男性にある場合

不妊と言うと女性に原因があると思われることが多いですが、実際には男性側に治療が必要なことも少なくないのです。

男性不妊の原因は3つあり、精子形成に障害がある造精機能障害・輸精管に問題のある精路通路障害・心因性や糖尿病などの基礎疾患によって起こる性機能障害です。

原因がはっきりとしている時には手術で治療もできますが、ほとんどの場合は原因不明と言われることが多いので、男性不妊の治療も簡単なものではありません。

20代でも妊娠しやすい体について知っておこう

妊娠しやすい体を20代のうちから意識しておくことは、今後の妊娠を左右するでしょう。すぐに取り入れられる生活習慣についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

妊娠しやすい体づくりに必要なこと

妊娠しやすい体をつくるために注意すべきことをまとめました。

【タバコを吸わない】

タバコを吸い続けると女性は卵子が減少してしまい、閉経が早まりますしホルモンバランスも乱れてしまいます。

また、男性の場合は精子に酸素が行き届かなくなり、精子の運動能力・受精能力も低下してしまうため、禁煙は男性にも必要ということですね。

【睡眠時間を整える】

睡眠時間が遅くなったりバラバラの場合は生活リズムも整わず、基礎体温も安定しません。23時までに眠り、7時間〜8時間の睡眠時間を確保できるようにしましょう。

【食事のバランスを整える】

人間の体は食べ物からできています。バランス良く多くの栄養を摂取できるように、さまざまな食材を食べるようにし、腸内環境を整えましょう。

可能な限り抗生物質や食品添加物を避ける食生活が理想的です。

まとめ:若い女性であっても理解しておくべき妊活について

20代のうちから不妊治療を始める方も多く、妊活には早いうちからの対応が大切であることを説明いたしました。

妊娠しやすい体をつくる生活とは、健康的な生活と同じことだと感じられたのではないでしょうか?体の喜ぶような環境を整え、毎日の習慣にしましょう。

よしこ先生
よしこ先生

カラダができていないのに、いくら高度な不妊治療を受けてもお金を捨てるようなもの!
妊娠しません!!

いくら年齢を気にしても
間違いないのは
今日のあなたが1番若い✨
とにかくすぐにご夫婦で
家庭でできるワクワク妊活生活をスタートさせてみてください♡

よしこ先生
よしこ先生

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