2020.10.30

2020.10.30

コロナ禍で不妊治療ができない不安との向き合い方

2020年に不妊治療を開始しようと思っていた方・不妊治療を2020年も続けようと思っていた方にとって、新型コロナウイルスの影響は非常に大きなものになってしまったと思います。

そのような中で不安を抱えている夫婦は多くいるのではないでしょうか?

この記事では、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるために不妊治療を休止し悔しい思いをしている方々に向けて、コロナ禍の今できることや今後の治療との向き合い方を紹介します。

不妊治療中の不安な気持ちがより強くなってしまう

不妊治療中は通常の状態でも精神的負担が大きく、ゴールの見えない治療と戦わなくてはいけません。

さらに、新型コロナウイルスの影響を受けて治療の休止を決めた夫婦は、「コロナはいつ収束するのか」「一体いつ治療が再開できるのか」という不安まで抱えなくてはいけない状態になってしまっています。

治療の休止によるデメリットばかりが目立ってしまう

新型コロナウイルスの影響で不妊治療を休止したことによって、現段階での新型コロナウイルスへの感染リスクや、妊娠後の感染リスクを下げられているのは確かなことですが、不妊治療を休止したことによるデメリットばかり考えてしまうのは仕方がないことです。

特に不妊治療はタイムリミットが存在し、妻の年齢によっては休止という選択は苦渋の決断になるため、デメリットから目を背けるのは難しいことだと言えるでしょう。

しかし、誰もが同じ思いを抱えているはずですので「自分ばかり…」と自分を追い込むことはしないでください。

夫婦で治療方針などの意見が食い違ってしまう

予期することができなかった新型コロナウイルスの影響によって、少なからず誰もがストレスを感じています。

夫婦で力を合わせて前向きに不妊治療を進めていた夫婦であっても、この予想外の状態にお互いの意見が食い違ってしまうこともあるでしょう。

不妊治療は夫婦の協力がなくては進められないものなので、現段階での意見の食い違いは今後の治療に悪い影響を与えてしまいます。

相手の気持ちをよく考えながら、お互いが譲歩できる答えを見つけられるようにしましょう。

不妊治療ができない休止期間の不安との向き合い方

不妊治療の休止を決定した夫婦の多くは、悔しい思いや不安をどう解消したら良いのか分からず、精神的に大きな負担を抱えてしまっています。

新型コロナウイルスの収束が見えず、戦いの長期化が予想される今、その不安との向き合い方を考えてみましょう。

子供がほしい夫婦に無料相談を実施している相談窓口もある

不妊治療を休止した多くの夫婦の不安を軽くするために、医療機関や民間の機関でいくつもの無料相談窓口が用意されています。

たとえば妊活を応援しているfamioneではLINEの相談窓口を設けていますし、自分が通っている不妊治療クリニックに相談することもできるでしょう。

悩みを無理に抱え込んだり我慢することなく、プロの意見を聞いて不安を少なくするなどの方法を考えなくては、辛いままの状態は良くなりません。

今は感染予防の観点から、対面ではなく電話やインターネットを使用した相談が可能な場合が多いため、あまり意気込まずに素直な気持ちを聞いてもらうようにしましょう。

今できる妊活を続ける

不妊治療が安心して再開できる日は必ず訪れます。少しでも暗い気持ちを立て直すためにも、今できる妊活として食生活の見直しや生活習慣を整えるなど、妊活の基盤を固めるのも良いでしょう。

そうすれば、ただ時間が経つのを待つのではなく、今の時間も無駄なものではなかったと思える時が来るはずです。

まとめ:コロナ禍で不妊治療ができない不安との向き合い方

新型コロナウイルスの影響を受けて不妊治療ができない方向けに、その不安との向き合い方を紹介しました。

多くの人が不安定な状況下で戦っていますが、どのような人であっても精神的負担を抱えていることを自覚し、無理のない日々を過ごすようにしてください。

あなたにおすすめの記事

よく読まれている記事

この記事を見た人はこんな記事も見ています