2020.10.6

【男性妊活】男性不妊の原因と改善方法について!

ひと昔前まで不妊の原因は女性側の問題であるというイメージがあり、女性が肩身の狭い思いをする時代がありました。

しかし現代では、不妊の原因は女性側だけではないとされ、男性も検査が実施されるようになっています。

そして、男女の原因割合は約半分であると言われているため、妊活のためには男性も不妊原因の知識を持つことは大切なのです。

そこで本記事では、男性側の不妊原因をテーマにどのような障害があるのか?また、どのような改善方法があるのか?を解説していきます。

男性で妊活に励む方は、是非ご覧ください。

男性の不妊原因の大半は精子にある

自然妊娠をするには、精液に1mlあたり4000万個以上の精子が含まれていることが理想ですが、その数が1500万個以下ですと妊娠が困難になると言われています。

また、膣内に射精された精子は一斉に卵子の待つ卵管へ向かうのですが、実際に卵子までたどり着ける精子は数百個程度で、それは射精された精子の数の約10万分の1の数字です。

そのため、妊娠には精液中に健康で活発な精子が十分な数存在していなくては、受精すら叶わないのです。

男性の主な不妊原因

男性側の不妊原因特定は、女性側の不妊原因特定よりも容易です。

ここでは男性不妊の主な原因を見ていきましょう。

精子の数や質に問題がある造精機能障害

精子は精巣でつくられるため、精巣の機能が低下してしまうと精子の数が減る・精子の質が悪くなることがあります。

その症状の種類には、

  • 精液中に精子がなくなってしまう無精子症
  • 精子の運動能力が下がる精子無力症
  • 精子の数が不足する乏精子症
  • 奇形の精子が増える精子奇形症

があります。

また、「無精子症」の場合は、精液中には精子がいないが精巣上体には精子が存在する「閉塞性無精子症」と、精巣上体にも精子がいない「非閉塞性無精子症」に分けられます。

精子が精路を通過できない精路通過障害

「精路通過障害」は、精巣でつくられた精子が何らかの問題で精路を通過できない状態のことで、生まれつきの問題である場合と、感染症による影響の場合があります。

勃起・射精が困難になる性行為障害

性行為障害は身体性・心因性の原因が考えられています。

身体性の場合は投薬治療で効果が得られることが多いですが、心因性の場合は治療が難しく、ストレスや疲れを取り除かなくては改善しない可能性があります。

精子の質を上げるための生活

それでは精子の質を上げるためには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

バランスの良い食事

食事は体づくりの基本です。野菜・肉・魚・卵をバランス良く食べ、多くの栄養素を取り入れるようにしましょう。

そのなかでも特に「男性ホルモンの合成に欠かせない亜鉛」「遺伝子情報を担う核酸の合成を助ける葉酸」「皮膚や粘膜を正常に保つビタミンA」などは、積極的に摂取することをおすすめします。

生活習慣を見直す

全身の血行を良くするために適度な運動と、締め付けのない衣類を身に付けるようにします。

また、喫煙や飲酒を控えて夜更かしを減らしましょう。

ストレスをためないようにする

ストレスのない生活を送ることは難しいかと思いますが、自分なりのストレスを発散する方法を見つけ、ストレスをためこまない努力をしましょう。

ストレスフルな状態であると自覚しているのであれば、自分を甘やかすことも大切です。

まとめ:【男性妊活】男性不妊の原因と改善方法について!

今回は男性不妊の原因をテーマに、症状の内容や日常生活で行える不妊の改善方法をお伝えしました。

男性不妊の場合、生活習慣の改善とともに病院での治療が必要な場合も少なくありません。まずは夫婦でしっかりと検査を受け、妊活の進め方を決めるようにしましょう。

よしこ先生
よしこ先生

精子が0でなければ!数が少なくなろうと、運動率が低かろうと奇形率が高かろうと大丈夫!!!漢方薬で3−4ヶ月経てばそれらの数字は劇的に変わるでしょう!!

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