妊娠のためには、規則正しい健康的な食生活が欠かせません。そして、食べ物は血となり骨となる重要な要素なので、1日3食の食事を心がける必要があります。
この記事では、どのような食材が妊活に必要なのか解説していきます。
女性だけではなく、妊活で男性側に必要な亜鉛についても紹介していますので、男性の方も是非ご覧ください。
理想的な食生活
理想的な食生活は3食決まった時間に食事を取り、交感神経を活発にさせて常に体全身にエネルギーを送ることです。
しかし、忙しい毎日を送っていると朝食を抜いてしまったり、夕食が遅い時間になてしまう日もあるでしょう。
ですので、まずは自分ができることから、食生活を改善していく必要があるのです。
朝食
朝食は血糖値を上げて体温を上昇させます。理想的な朝食は和食で、ご飯+味噌汁+1品(魚・卵など)。これだけでバランス良くタンパク質・ビタミン・ミネラルが摂取できます。
昼食
昼食は外食によってカロリー過多になりがちですので、可能であれば弁当を持参するのがベストです。
しかし、弁当の持参が難しく外食で済ませる必要がある場合には、食べ物を吟味した上で時間をかけて口にするようにしましょう。
夕食
夕食は20時までに済ませるようにして、睡眠への準備を始めるようにします。
夕食は、その日に食べた食事のバランスを考えて、不足した栄養素を補えるメニューを選びましょう。
妊娠しやすくなる食べ物
続いて、卵子や精子にとって必要な栄養素が摂取できる食べ物を、具体的に見ていきましょう。
ビタミンEは卵子の老化防止が期待できる
ビタミンEには抗酸化作用があり、卵子の老化防止が期待できます。
【ビタミンEを多く含む食品の例】
- カボチャ、アボカド、ホウレンソウ
- オリーブオイル、ごま油
- イワシ、サンマ
精子の運動率を上げる食べ物である亜鉛について
亜鉛は男性の妊活に特に必要な栄養素で、体のコンディションを整えながら男性ホルモンに影響を与える役割があります。
男性の場合、亜鉛は血液・皮膚・骨・腎臓・肝臓・脳以外にも前立腺や精巣に含まれているのです。亜鉛が不足すると精子がつくられなくなり、精子の運動率も下がってしまうことが分かっています。
成人男性には1日に10mgの亜鉛が必要だと言われていますが、過剰摂取が続くと貧血などの悪影響を招くことがあり、1日の耐容上限量は男性なら40〜45mgです。
【亜鉛を多く含む食品の例】
- 牡蠣
- 牛もも肉
- 豚レバー
血行をよくする食べ物
血液をサラサラにする食べ物をとり入れると血行が良くなり、血液の質を上げられます。
体中の栄養が卵巣や子宮に行き渡りやすくなり、子宮内膜の状態も良くなるでしょう。
【血液の質を上げる食材の例】
- イワシ、アジ、サバ、サケ、マグロ
- キノコ類
- 海藻類
体を温める食べ物
体が冷えやすい季節には、体を温める食材を積極的に摂取しましょう。
旬の野菜や食べ物には体を温める作用がありますので、冬は意識して口にするようにしましょう。
【体を温める食材の例】
- カボチャ、レンコン、ニンジン、ショウガ
- プルーン、リンゴ、ブドウ
- 黒砂糖、塩、味噌
まとめ:どのような食材が妊活には必要なのか?女性はビタミン!男性は亜鉛を摂取!
食事が体に与える効果と、妊娠しやすくなる食べ物を具体的に紹介しました。
体は食事によってつくられていますが、あまりにストイックになりすぎると食事自体がストレスになってしまうこともあります。
リラックスした暮らしを続けながら、正しい食生活が送れるようにしましょう。
また、不妊は女性だけの原因ではないため、男性側は亜鉛を摂取しながら妊活を行いましょう。
人間は食べたものでできている!!バランスよく様々な食材を食べますが、大切なことはその質です!!農薬や肥料を使っていない出来るだけ自然に近い野菜。放牧し、エサにこだわってる鳥、豚、牛たちを探してみましょう!!体調が全くかわるはずです!!