2020.12.7

妊活中にいい果物とは?〜おすすめ果物の栄養や効果〜

妊活中に食べた方が良い食べ物はたくさんありますが、果物には栄養がたっぷり含まれていますので、妊活時に口にすべきものも存在します。

しかし、妊活のためにどの果物を選べば良いのか分かりませんよね?

そこで今回は、果物と妊活をテーマにお届けしていきます。妊活に必要な栄養や果物がまるわかりですので、ぜひご覧ください。

妊活と果物について

果物は世界中にさまざまな種類があり、その果物ごとに含まれる栄養と効果がもちろん変わります。

まずは妊活に必要な栄養ごとに、どのような果物を口にすべきかを説明していきます。

葉酸が摂取できる

葉酸は、妊娠超初期〜妊娠初期に必要とされている重要な栄養素として知られています。

葉酸が不足してしまうと、胎児の脳や神経に悪い影響を与えてしまうことがあるのです。妊娠超初期は妊娠に気がつけないことが多いので、妊活中はもちろん、妊娠中にも葉酸の摂取は欠かせません。

葉酸が多く含まれている果物は、「イチゴ・ライチ・栗・マンゴー・パパイヤ」です。

カリウムが摂取できる

カリウムは、卵子・精子のために必要なミトコンドリアのエネルギー生産に関わります。

カリウムを十分に摂取すれば、体の冷えやむくみを解消し、疲れにくい体を作ることもできるでしょう。

カリウムが多く含まれる果物は、「バナナ・夏みかん・メロン・はっさく・いよかん・桃・柿・オレンジ」です。

ビタミンCが摂取できる

多くの果物にビタミンCが含まれていますが、ビタミンCは卵子の老化を防ぐ効果があります。

年齢とともに卵子の質は低下してしまうのですが、ビタミンCを取り入れれば、体内の活性酸素を除去して細胞の酸化や老化を防止します。

ビタミンCを多く含む果物には「イチゴ・みかん・バナナ・りんご・スイカ」などがあります。

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妊活中に果物を取り入れるべき時期

妊活中は、いつ果物を摂取しても良い効果が期待できますが、中でも果物の摂取がお勧めできる期間があります。

果物は高温期に食べると良い

月経周期の高温期とは、排卵の時期〜月経が始まるまでの期間を言います。

高温期は体が水分を溜め込みやすく、むくみやすい状態になりますので、この時期にカリウムなどを摂取すれば、むくみの解消・だるさの軽減が期待できるでしょう。

つわりの時期には柑橘系の果物

つわりの時期は食欲がなくなり、食べられるものが減ってしまうこともあります。

そのため、レモンやオレンジなどの柑橘類の果物を食べると良いでしょう。

柑橘系の果物は、香りだけでも気持ちをすっきりとさせてくれることもありますし、柑橘系の果物には食欲を増進させる作用も期待できます。

果物を食べるときの注意点

果物に含まれる酵素・ビタミンCは加熱によって働きが失われてしまうので。妊活中は特に果物を加熱せずに食べるようにしましょう。

市販の缶詰・ジャム・フルーツジュースは加熱済みですので、残念ながら優れた効果が期待できません。

果物はなるべく生のものを食べるようにしてください。また、果物には体を冷やす作用があります。そのため果物を食べるときには、温かい飲み物を一緒に摂取するなどの方法で体の冷えに注意しましょう。

カロリーが高いものもありますので、食べ過ぎにも気をつけてくださいね。

まとめ:妊活中にいい果物とは?~おすすめ果物の栄養や効果~

いかがでしたか?今回は、妊活中に口にすべき果物と、その効果について説明いたしました。

非常に優れた栄養を持つ果物は多いですが、注意事項にも書いたように、体の冷えやカロリーの過剰摂取にも気をつけなくてはいけません。

果物から栄養を摂取するときには、食べ方を工夫し、カロリー計算もできると良いですね。

よしこ先生
よしこ先生

果物は東洋医学的には陰の食べ物。つまり体を冷やす食べものに分類されるものばかり。中庸(カラダを冷やさないバランスの取れたもの)である『みかん』と『みかん』以外はできるだけ明るいうちに食べ、その後しっかり身体や脳を使って熱を上げるよう工夫してみてください!特にバナナなど糖度の高いフルーツは空腹時は避け、食後にいただくよう努めてください!

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