2020.12.7

2020.12.7

妊活中に豆乳の飲み過ぎは注意?知っておくべき豆乳の摂取量について

「豆乳を妊活中に飲むのは良いと聞いたがどのような効果があるのだろうか…」

「豆乳はどれだけ飲んでも良いのだろうか…」

このような疑問はありませんか?

豆乳を妊活中に摂取すれば、妊娠しやすい体を作る効果が期待できますが、大量に飲めば良いというものではありません。

食品などに含まれる栄養には推奨摂取量がありますので、上限を超えて口にすることは控えるべきでしょう。

そこで本記事では、妊活中の豆乳を飲むときに守るべき摂取量や注意点について紹介していきます。

豆乳に含まれる大豆イソフラボンについて

豆乳に含まれる成分の代表的なものとして、大豆イソフラボンがあります。

まずは、大豆イソフラボンについての知識を深めていきましょう。

大豆イソフラボンの効果

大豆イソフラボンには、骨粗鬆症や更年期障害を予防する効果があります。それだけではなく、女性の妊娠を左右する重要な役割を持つエストロゲン(卵胞ホルモン)と非常に似た分子構造をしているため、エストロゲンの代わりになる効果も期待できます。

妊活中以外にも、更年期を迎える女性が大豆イソフラボンを摂取すれば、更年期障害を緩和することもできると言われています。

妊活中に豆乳がオススメの理由!~大豆イソフラボンの効果~

豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量や上限

ここからは、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンの量について知りましょう。

さまざまな食品に含まれる大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは多くの大豆製品に含まれています。

豆乳24.8mg/100g
納豆73.5mg/100g
豆腐20.3mg/100g
油揚げ39.2mg/100g
きなこ266.2mg/100g
みそ49.7g/100g
醤油24.8mg/100g
おから10.5mg/100g
参考:https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/7117

大豆イソフラボンの摂取について

大豆イソフラボンは1日に70〜75mgの摂取が上限とされていますが、現段階では大豆イソフラボンを過剰摂取してしまうと、体にどのような悪影響があるのかがはっきりと解明されていません。

しかし、子宮内膜増殖症になりやすいという説もあります。

数日間大豆イソフラボンを過剰摂取したからと言って、すぐに悪い影響が出るわけではありませんので、神経質になる必要はありませんが、過剰摂取を習慣化しないようにしましょう。これはどのような栄養素であっても同じことが言えますね。

注意するべきはサプリメントでの大豆イソフラボンの摂取

大豆イソフラボンの過剰摂取について心配になると思いますが、実はよほど偏った食生活を送らない限りは、食品から過剰摂取になることはあまり考えられません。

しかし、注意するべきはサプリメントを活用した大豆イソフラボンの摂取です。

大豆イソフラボンは食品での摂取に苦労するものではありませんので、サプリメントを服用して大豆イソフラボンの過剰摂取にならないように注意しましょう。

毎日の豆乳摂取量の目安

豆乳は非常に飲みやすく、つい飲み過ぎてしまうかもしれませんが、大豆イソフラボンの推奨摂取量を考えると、毎日コップ1杯〜1杯半程度の量の摂取がお勧めです。

優れた栄養のあるものでも、過剰摂取は避けなくてはいけません。

まとめ:妊活中に豆乳の飲み過ぎは逆効果!注意するべき豆乳の摂取量について

いかがでしたか?今回は、妊活中にお勧めできる豆乳の摂取量について説明いたしました。

現在はとても甘い豆乳も販売されていますので、豆乳に含まれる砂糖などにも気をつけましょう。

可能な限り無糖の豆乳を選び、毎日1杯半程度までを目安にすると良いでしょう。

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