不妊治療を本格的に始める前から、大半の人が妊活をされていることと思います。病院に相談する前に、自分たちの力で妊娠できるのが全ての人の理想でしょう。
この記事では、妊娠する可能性を高める方法について紹介します。
妊活をする前に考えること
妊活を始めるまで、多くの女性が「妊娠をしたいと思ったら、すぐに子供ができるだろう」と考えているようですが、実はそんなことはありません。
願った時に子供に恵まれる確率は、それほど高いものではないのです。
「子供がほしい」と思った時に、まず夫婦で考えるべきことを紹介します。
妊活は夫婦二人で行う
女性が「どうしても子供がほしい」と思っていても、男性は「できたらほしい」程度の気持ちであるのはよくあることです。
両者とも「子供がほしい」という気持ちに変わりはないのですが、この温度差によって意見が対立してしまうこともあるでしょう。
たとえば、何年妊活して子供ができなかった時には不妊治療を開始するのか?という点を話し合っておくと、お互いの気持ちの強さが伝わりやすいですね。
理想は性交渉が義務にならない関係
妊活を始めると性交渉が義務になってしまい、夫婦の関係に悪い影響を与えてしまうことがあります。
夫婦が仲良く過ごす延長に、子供の存在があることを忘れてはいけません。
妊娠力をアップさせる方法
現代社会の忙しさから、最近の女性は妊娠しにくい環境の中にいると言えます。そのような生活の中でも妊娠力を高めるために気をつけるべきことや、その方法を紹介します。
生活習慣を整える
朝食を食べなかったり、湯船に浸からなかったりする生活は冷え性の原因になります。冷えは妊娠力を弱めてしまうので、まず改善するべき点でしょう。
また夜更かしや朝寝坊も避け、規則正しい生活を送ることでホルモンバランスは整いやすくなります。
バランスの取れた食事をする
妊活中の食事では「妊娠のために何を食べるべきか」を考えて、食べ物を選ぶ必要があります。
特に摂取すべきなのは、魚やきのこに多く含まれているビタミンD。そして、腸内環境を整えるための発酵食品です。
逆に、体内の炎症レベルを上げる高脂肪な食事は避けてください。
ストレスをためない努力をする
ストレスのない生活を送ることは難しいと思いますが、ストレスフルな時期には通常よりも自分を甘やかしてあげましょう。
ストレスがたまるとホルモンの分泌が悪くなり、生理周期にも影響を与えてしまいます。
不妊治療を考え始めたら
不妊治療を受けると言うと、とても重大な決意のように聞こえてしまいますが、相談や検査は多くの婦人科で可能です。
妊活がスムーズに進まないのなら、まず相談をしてみるのも良いでしょう。
不妊治療はまず検査から始まる
病院では、まず不妊の原因検査から始まります。原因がはっきりと分からないこともありますが、場合によっては自然妊娠が困難な病気が見つかり、治療が必要なこともあるでしょう。
何年も妊活を行うのであれば、初めから検査だけでも実施してみるのは効率的な判断だと言えますね。
不妊治療は初めから高額なわけではない
不妊治療=高額というイメージを持っている人もいますが、不妊のための検査や一般不妊治療の一部には、健康保険が適用されます。
全てが健康保険適用外ではありませんので、安心してください。また、不妊治療を始めてすぐに妊娠される方もいらっしゃいます。
まとめ:妊娠がしたい方必見!妊活中にできることについて
いかがでしたか?今回は妊娠の可能性を高める方法について紹介しました。
今では不妊治療も気軽に受けられるようになりましたが、まずは自分の生活習慣や食事を見直すことで体質が改善され、自然妊娠ができることも少なくありません。
病院での相談や検査も考えながら、妊娠力を高める生活を意識してみましょう。
結婚したら、その気になったらすぐにできると思っていたんです・・そう言われることも多いですが、妊娠は奇跡の事実です。ものすごいご縁です。先祖を敬い、お墓参りをしたり生きている先祖であるお姑さん、お舅さんを大切にしましょう。きっと赤ちゃんを連れてきてくれるはずです。感謝の気持ちを忘れず、周りの人にお礼を言葉にして伝えながら赤ちゃんを待ちましょう!!