2020.10.30

不妊治療の種類と治療費の目安について

子供がほしいと願って不妊治療を検討したとき、まず不妊治療とはどういうものなのかを知りたいはずでしょう。

不妊治療は何種類もの治療方法があり、その内容によって治療にかかる費用や期間も変わるため、初めて不妊治療についての情報を集める方には非常に複雑であると感じられるかもしれません。

そこでこの記事では、不妊治療について知りたいと考えている方向けに、不妊治療の種類と治療費の目安を分かりやすくまとめました。

一般的な不妊治療の種類は3つ

不妊治療は細かく分けると多くの種類に分けられますが、ここでは代表的な不妊治療である3つの治療方法を理解しておきましょう。

それぞれの治療がより細かな治療につながる場合もありますが、この3つを理解しておけば治療の大まかな流れが分かりやすくなります。

不妊治療の種類①:タイミング法

多くの方に実施される不妊治療で、不妊治療のための検査を実施している間に並行して行われる場合もあります。

タイミング法は基礎体温や超音波検査で卵胞の成長度合いを見ながら排卵日を予測し、排卵日前後に性交渉を行う治療法です。

通院頻度はクリニックによって変わりますが、生理の1周期のうち1〜3回が目安で1周期の治療費は3,000円〜2万円程度になるようです。

排卵が上手く行われない状態だった場合などには排卵を促すための治療が実施されますので、その場合は費用が別途必要です。

不妊治療の種類②:人工受精

タイミング法を複数回繰り返しても妊娠に至らなかった場合は、治療を人工受精にステップアップさせます。

人工受精は男性の精液を採取・洗浄した後に、タイミング法と同じ要領で予測された女性の排卵日に合わせて子宮に注入する不妊治療です。

より妊娠の確率を上げるために排卵誘発剤が用いられることもあり、通院頻度はタイミング法より少し多い1周期に3~4回程度です。

排卵誘発剤の費用を抜いて、人工授受精にかかる費用は1周期に1万円〜3万円程度が目安となります。

精子を採取することから体外受精と間違われることの多い治療方法ですが、体外受精よりも体への負担・経済的負担が低く抑えられています。

不妊治療の種類③:体外受精

体外受精はタイミング法・人工受精を実施しても妊娠が叶わなかった場合に進む治療ですが、何らかの問題で自然受精が難しいと分かっている場合や、妻の年齢が高齢である時には初めから体外受精が選択されることもあります。

体外受精では名前の通り、精子だけでなく卵子も採取し、体外で人工的に受精させ培養した後に受精卵を女性の子宮に戻します。

排卵誘発や採卵前の排卵を止めるための処置などで通院回数は増え、1周期に5~10回程度の通院が必要です。

使用する薬や処置の費用を抜いて1回の体外受精にかかる費用は30万円〜50万円になります。

また受精卵は凍結しておくことも可能ですが、凍結には別途費用がかかります。

体外受精で実施する治療法の一つに顕微授精というものがあり、顕微授精では意図的に精子を選択した上で卵子に注入する作業までを実施します。

顕微授精を体外受精と同時に実施する場合には、5万円〜10万円の費用が加算されます。

まとめ:不妊治療の種類と治療費の目安について

いかがでしたか?今回は不妊治療の種類と、その治療に必要な費用・通院頻度の目安を紹介いたしました。

不妊治療を開始するときには多くの検査を夫婦で受けることになり、その検査結果と妻の年齢や夫婦の意向によって治療方法が決められます。

クリニックの方針や検査結果が分からなくては、治療方法を事前に判断することはできませんが、大まかな費用の目安を知っていれば今後の決断がスムーズになるでしょう。

よしこ先生
よしこ先生

不妊治療はお金がかかる。 そんなお金は毛頭無い!!!!!💢 と諦めないで下さい!! まず大切なことは 不妊クリックに行って、赤ちゃんができる状態なのか検査すること!!! ①子宮の卵管が詰まっていないか ②精子が0じゃ無いか(数が少なくても、量が少なくても、奇形率が高くてもそれは改善可能!!0じゃないかどうかを調べる ③その他の病気はないか?これらはとっても重要ですのでまずは検査を!!!

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