不妊は病気ではないのですが、不妊治療中は保険に入りにくくなってしまうことがあります。
病気の治療をしているわけではないのに、保険に入りにくいということが納得できないと感じるのも仕方がありませんね。
この記事では不妊治療中に保険に新規加入ができない理由と、不妊治療中でも入りやすい保険について紹介します。
不妊治療を開始中された方や、これからそのような保険に新規加入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
不妊治療中に保険に入りにくくなる理由は何か？
不妊治療中には、多くの保険に入りにくくなるにはきちんとした理由があります。
まずは、その理由について見ていきましょう。
保険の新規加入時には告知義務がある
「不妊は病気ではないから保険に入るときにも告知の必要はないのでは？」「黙っていれば分からないから告知しなくても良いだろう」と考えてはいけません。
保険の加入時には現在治療中の病気だけでなく、病院への通院状態などの確認もあるのです。
病気ではなく不妊治療だからといって、通院や投薬の状況を隠してしまうと、嘘の申告をしたことになります。
告知義務違反で保険に加入した場合は、保険金の支払いを請求しても支払いが受けられません。
医師の診断を受けて通院をしている状態である
保険に新規加入するときに行われる確認事項の中には「最近3ヶ月以内に検査・診断・投薬・治療などを受けているか」という質問があります。
不妊治療を続けている人であれば、通常ほとんどの人がこの質問に該当してしまうため、健康上のリスクがあると判断されるのです。
「不妊は病気ではないのに」という気持ちも分かりますが、リスクのある方との契約は保険会社の不利益になりかねませんので、仕方がないことだと考えなくてはいけませんね。
不妊治療中でも新規加入できる保険はあるが数が少ない
不妊治療中は多くの保険に新規加入が難しいとお伝えしましたが、もちろん全ての保険に入れないわけではありません。
数は多くありませんが、実際に不妊治療中でも加入可能な保険はあります。
保険料や保障内容を見ると、不妊治療中に加入できる保険は保険内容が優れていると感じられない場合もあるでしょう。
不妊治療中に加入できる保険は不妊治療に対しては適用されない
ご存じのことかも知れませんが、不妊治療中に加入できる保険は、残念ながら不妊治療の治療費に対して利用することはできません。
不妊治療に限らず、利用の目的が決まっているような保険加入は他の病気の場合も同じですね。
そのため、選択肢が少ない状態である不妊治療中に、保険の新規加入や見直しをすることにメリットは少ないと言えるでしょう。
不妊治療の費用をカバーできる保険もある
不妊治療前に入る保険には、不妊治療でかかる費用をカバーできるものもあります。
こちらも種類が多いとは言えないのが現状ですが、将来不妊治療を受ける可能性を考えているのなら、加入を検討しても良いですね。
しかし、不妊治療の費用をカバーできる保険の多くには保険に加入後2年程度の期間を空ける必要があるため、不妊治療を始める前に入ればいつでも良いというわけではありません。
まとめ：不妊治療中の保険加入について解説！治療中は保険に入りにくい？
不妊治療中には今加入している保険に不安を感じ、保険の見直しをしたいと考える人も多いのですが、実際には不妊治療をしていない時の方が保険の選択肢が多いと言えます。
保険の新規加入や見直しを考えているなら、可能な限り不妊治療開始前に検討した方が良いと言えるでしょう。
不妊治療の経験があると入れなくなる保険、入れられない特約があるという話はうかがったことがあります。統計学的に不妊治療経験者は女性特有の病気になる可能性が高いって言われてるんだろうね・・的は得てるよね・・とお客様とぶつぶつ言いながら体質改善している毎日です苦笑
