2020.10.10

不妊治療にかかる費用の目安について解説!

不妊治療の知識があるなしに関わらず、ほとんどの方が不妊治療は非常に高額な費用が必要だというイメージを持っているようです。

実際には治療の種類ごとに値段は大きく変わりますし、必要な治療は人によって違ってくるため、全ての人に高額な費用がかかるとも言えません。

それでも、いくら位費用がかかってしまうのか心配に思ってしまいますよね。

そこで本記事では、不妊治療にかかる費用について解説していきます。

不妊治療にかかる費用の目安

実際に不妊治療を開始すると、必要となるのは治療費だけではありません。

治療費以外にも思っていた以上のお金が必要となるのですが、多くの人は治療費以外のことを計画していないことがあるようです。

それでは予算オーバーになってしまう恐れもありますので、不妊治療の治療費だけでなく、それ以外の費用についてもしっかりと把握しておきましょう。

不妊治療の治療費について

不妊治療に必要な費用は治療内容によって大きく変わりますし、クリニックによっても価格に幅があります。

【不妊治療の費用の一例と目安】

  • タイミング法 3,000円〜2万円/1回
  • 人工受精 1万5,000円〜3万円/1回
  • 体外受精 20万円〜50万円/1回
  • 顕微授精 30万円〜60万円/1回
  • ホルモン注射 1万5,000円〜5万円/1回
  • 受精卵の凍結 1万円〜

不妊治療の検査費用について

不妊治療には多くの検査が必要で治療費と同様に、クリニックによって検査費用に多少の違いがあります。

検査によっては保険適用外になってしまうものもあり、検査費用は1回で1,000円〜1万5,000円程度必要だと考えておきましょう。

検査一つのみであれば高額と感じられないかもしれませんが、不妊治療のための検査は非常に数が多いため、結果的に大きな負担になってしまうのです。

不妊治療のために自主的に購入するものの費用について

不妊治療は医療に頼るだけでなく、自分自身の努力で妊活をすることも大切です。

【妊活のために必要な費用の目安】

  • 栄養を補うためのサプリメント 3,000円〜8,000円/月
  • 体質改善のための漢方薬 1万円〜3万円/月
  • 排卵日予測検査薬や妊娠検査薬 3,000円〜5,000円/月
  • 体質向上のための整体・はりきゅう治療 5,000円〜2万円/月

不妊治療にかかる総額費用について

不妊治療には、治療費以外にも多くの費用がかかることを説明しました。治療にあたる前に、その他の費用についても知っておくべきですね。

ここからは、不妊治療にかかる総額費用について見ていきましょう。

30代の不妊治療にかかる費用について

30代の場合、体外受精や顕微授精などの高度医療に進む前に、妊娠できる場合もあります。そのため総額費用はまちまちなのですが、不妊治療に必要な総額は150万円程度だと言われています。

40代の不妊治療にかかる費用について

40代まで妊娠ができなかった場合や、40代になってから不妊治療を開始する方の多くは、初めから高度医療である不妊治療を受けることになります。

そして、高度医療を受けるとなれば治療費用は高額になってしまいます。

ですので高額にならないように、なるべく若いうちから妊活や不妊治療をはじめるべきであると言えるでしょう。

まとめ:不妊治療にかかる費用の目安について解説!

いかがでしたか?今回は、不妊治療にかかる費用について解説しました。

不妊治療は高額な費用が必要な場合もありますが、漠然としたイメージだけでなく、費用の目安を把握しているだけでも対策を考えられますね。

よしこ先生
よしこ先生

この不妊治療の費用はクリニックによって多少の差はありますが、その治療法、ご夫婦との関わり方、考え方も様々です。金額の差より経験値、各家庭•ご家族の意向にも耳を傾けてくれるという信頼度、各専門家との連携力、チーム力を含め、しっかり自分に合うクリニックを探していきましょう。

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