2020.11.19

やはり不妊治療は高額なの?40代の妊活にかかる費用について

妊活により不妊治療をしようと考えている方の多くは、不妊治療に必要な費用が知りたいと感じると思います。

特に40代の妊活には多くの費用が必要となるのですが、年齢が上がるほど治療費が高額になってしまうのはなぜなのでしょうか?

この記事では、不妊治療にかかる費用について解説していきます。

妊活の不妊治療にかかる費用について

本来治療にかかる費用はその症状の重たさによって変わってきますよね。

しかし不妊治療では、年齢が上がるほど費用は高額になると言われています。まずは、その理由について見ていきましょう。

不妊治療は全ての治療が高額なわけではない

不妊治療には多くの種類があり、全ての不妊治療が高額なわけではありません。

不妊治療のスタートは基本的に一般不妊治療から入ります。一般不妊治療はタイミング法と人工授精の2種類がありますが、タイミング法は保険適用となりますので5,000円程度で治療が進められます。

次に進められる人工授精は精子を採取して洗浄後に子宮の奥に入れて受精しやすくする治療で、1回に必要な費用は1〜3万円程度です。

この他にも排卵誘発剤などの費用が別途かかる場合もありますが、一般不妊治療で行われる治療にかかる費用は、そこまで高額とは感じられないと思います。

高度不妊治療は高額な治療費が必要になる

不妊治療には高額な費用が必要であると言われる要因は、一般不妊治療で妊娠できなかった場合にステップアップする、高度不妊治療の費用が高額なことからきていると言えます。

高度不妊治療の代表的な治療であると言える体外受精では、卵子と精子を取り出して受精させてから子宮に戻す方法ですが、この治療費用は1回で30万〜70万円の費用がかかるのです。

これらの治療は保険が適用されないため、自費診療となります。

40代の妊活では高度不妊治療が選択されることが多い

年齢によって治療費用が変わるわけではないとお伝えいたしましたが、女性が高齢になるほど不妊治療にかかった費用の平均が上がることには、明確な理由があります。

30代のうちから不妊治療をしていた方も40代になる頃には高度不妊治療にステップアップをする方が増えますし、40代で妊活を始めた方は年齢の制限を感じて、初めから高度不妊治療を選択する方や医師から勧められる方が多いのです。

実際に40代では、1,000万円を超える不妊治療費を支払うこともあると言われています。

不妊治療には助成金が用意されている

高度不妊治療には非常に高額な費用が必要であることが分かりましたが、高度生殖医療を行う場合、お住まいの地方自治体から助成金を受け取ることができます。

現段階では治療の開始時に、年齢制限があるのですが、この制限も今後見直される可能性があるでしょう。

年齢制限以外にも所得制限や指定の医療機関などの設定がありますので、高度不妊治療を検討しているのなら、まずは自分が助成金の対象かどうかを確認するようにしてください。

助成金を受け取れる回数や金額は、治療内容と年齢によって違いがありますので、それぞれ確認しておきましょう。

まとめ:やはり不妊治療は高額なの?40代の妊活にかかる費用について

今回は、40代の女性が妊活をするときにかかる治療と費用について解説しました。

高度不妊治療を受けている方の過半数が「もっと早く治療を始めれば良かった」と考えており、1年でも早く治療を始めることで妊娠につながる確率を高めることが可能だと言われています。

妊活を始めるのであれば、まずは治療が必要かどうかを知るためにも一度病院で検査を受けるようにしましょう。

よしこ先生
よしこ先生

/菅(すが)元内閣官房長官が総理大臣になって1番に掲げた政策が『不妊治療の保険適応』でした。 そうです!不妊治療は高額すぎる!! なのに今は全てご夫婦の手出し!! 「先生。もう我が家は不妊治療に300万円、我が家は500万円!いや、我が家は1000万円かけてきました。」と仰るご夫婦は少なくありません!!!

助成額が拡大されると言ってもタダではない!!体外受精したからと言って全てのご夫婦が授かれるわけでもない!!「お金返せーーーー!!! 」とならないために!病院にかかる前に しっかり夫婦の話し合い!!夫婦でカラダ作り!!もスタートしておきましょう!!

よしこ先生
よしこ先生

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