2020.11.19

40代女性の妊活における病院での不妊治療!【治療の考え方・種類・割合】

晩婚化の影響により、女性の初産年齢も年々高くなっている今では、40代になってから妊娠を希望する夫婦は珍しくありません。

もちろん40代で自然妊娠をする方もいますが、実際には妊娠・出産のタイムリミットを感じて不妊治療に取り組むことが多いでしょう。

この記事では、40代の不妊治療をテーマに治療の考え方や種類、割合といった様々な情報をお届けしていきます。

多くの女性が妊活・不妊治療に取り組んでいる

少し前までは、妊娠は誰もが自然にできることだと考えていたと思いますが、今では多くの方が妊活に取り組み、子供を望んで努力を続けています。

晩婚化以外にも多くの要因から、現代女性は妊娠しにくい体になってしまったと言えるでしょう。

妊活中の30〜40代女性の5人に1人は不妊治療を受けている

ある調査では、30〜40代の妊活を行っている女性の約20%、つまり5人に1人は不妊治療を受けていることが分かりました。

この数字だけを見ても、非常に多くの女性が不妊に悩んでいるということが分かりますね。

ちなみに、不妊治療を実施している方の約75%は1人目不妊だと言われています。

不妊治療を受けるべきかどうかは夫婦の考え方次第

40代で子供がほしいのなら全ての人が不妊治療を受けるべきかと言えば、それは違います。

治療という行為に抵抗を感じる方もいますし、子供は授かりものだという考え方もあるでしょう。

「治療をしてまで子供がほしいと思わない」「自然妊娠ができないのなら子供は諦める」という夫婦の意見が一致しているのなら、無理に不妊治療をする必要はないのです。

ただし、時間は戻すことができませんので「やっぱり治療をしてでも子供がほしかった」と思うことのないように注意しなくてはいけませんね。

40代女性の不妊治療で知っておくべきこと

続いて、40代女性の不妊治療で知っておくべきことを見ていきましょう。

不妊治療には多くの種類がある

不妊治療と言っても、その治療方法には多くの種類があります。

そして一般不妊治療・高度不妊治療は費用面や通院回数にも大きな違いがあります。

それぞれの代表的な治療内容は、一般不妊治療ではタイミング法・人工授精、高度不妊治療では体外受精・顕微授精です。

検査から分かった不妊の原因によって、いずれかの治療が選択されます。

40代の不妊治療は高度不妊治療にステップアップが早い

妊娠する能力に問題がない限り、通常は一般不妊治療からはじめ、妊娠が成功しないようであれば一段階ずつ治療をステップアップさせていきます。

しかし、40代になるとステップアップのスピードを早めなくては加齢によるリスクの方が高くなってしまうため、20代・30代に比べて高度不妊治療へのステップアップが早い段階で勧められるでしょう。

病院によって方針が変わりますが、不妊の検査を受けながらタイミング法に取り組み、人工授精を◯回実施しても妊娠できなければ、体外受精に進むなどがその一例です。

本人が希望するのであれば、初めから高度不妊治療を選択することも可能でしょう。

まとめ:40代女性の妊活における病院での不妊治療!【治療の考え方・種類・割合】

40代女性の妊活における不妊治療をテーマに、治療の考え方や種類、割合といった様々な情報をお届けしました。

40代の妊活は「短期決戦」と考えるべきだという方もいます。

閉経の10年前には妊娠が難しい状態になると言われていますが、閉経にも個人差があるため、女性が何歳まで妊娠できるかどうかを明確に決めることはできません。

ただし長い猶予はないことは確かですので、医師としっかり話し合いをして納得のいく治療が進められるようにしてください。

よしこ先生
よしこ先生

りんどうの自然妊娠による出産最高年齢は47歳。しかしこれも奇跡の数字だと言われます。40歳を超えたら不妊クリニックでの高度生殖医療(体外受精、顕微授精)に加え漢方薬で冷え症を治し、血流を整え、妊娠できるエネルギー作りを行う!西洋東洋の両輪で短期決戦です!!不妊クリニック選びを間違えないようにしてください

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