2020.10.6

妊活の方法と基礎知識〜妊娠しやすい体をつくるには?〜

妊活という言葉自体は一般的になりましたが、実際に妊活をしている人でも妊娠しやすい環境や体について、知識が不足していることがあります。

妊娠したいのであれば妊活についての知識をしっかり身につけて、実践することが望ましいでしょう。

この記事では、妊活の基礎知識と妊活の方法について解説していきます。

妊活を始めようと思っているのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。

なぜ妊活が必要なのか?

妊活は「妊娠するために行う活動」であることは誰もが知っていると思いますが、通常であれば妊娠は自然にするものであり、努力が必要なものではないと思いますよね。

なぜ簡単に妊娠ができないのか?その理由から見ていきましょう。

人間は妊娠率が低い

健康で妊娠に問題のない女性が1周期で妊娠する確率は20%ですが、チンパンジーの場合ですと、70%弱もの確率で妊娠が成功します。

この数字から見ても、人間はそのほかの哺乳類と比べて妊娠率が低いようです。

人間の妊娠率の低さの理由にはさまざまな説がありますが、他の動物と同じような妊娠率を人間は維持していたら人口が爆発的に増えてしまいますし、妊娠率20%で秩序が保たれていると言えます。

不妊治療は病気ではなく不健康なだけ

日本では子供がいる夫婦の42%が妊活を経験しているそうです。しかし、これだけ多くの方が病気だったわけではありません。

そもそも不妊は病気ではなく「体が不健康な状態であり妊娠しにくい」ことなので、生活や食事の改善で健康的な体を手に入れれば、自然と妊娠できるということです。

もちろん、卵巣や卵管または精子の問題で自然妊娠が難しい状態は、例外になります。

妊娠しやすい体をつくるために

具体的に、妊娠しやすい体をつくるためには何をすれば良いのかをまとめました。どの方法も難しいものではありませんが、毎日の継続が大切です。

禁煙する

タバコは流産の危険性を高めるだけでなく、卵巣や子宮の血流を悪くします。

妊娠したから禁煙するのではなく、妊娠したいと思うのであればすぐにタバコを止めましょう。

タバコ以外の生活習慣をどれだけ見直しても、喫煙を止めなければ効果は半減してしまうでしょう。

肥満に注意する

肥満は卵子の質を下げて流産のリスクを高めます。

また、肥満だけでなく痩せすぎの場合にも、多嚢胞性卵巣症候群になりやすくなりますので、適正体重を維持できるようにしましょう。

軽めの運動をする

特に事務職の方は運動不足になりがちです。冷えや肥満を避けるためにも適度の運動を心がけましょう。

ウォーキングやストレッチ、ヨガなどを習慣化させれば体を温めやすくなり体質改善にもつながります。

バランスの良い食事をする

人間の体は全て食べ物でできています。「体をつくるために食事をする」という意識を持って、五大栄養素である炭水化物脂質タンパク質ビタミンミネラルをバランス良く食べるようにしましょう。

リラックスして過ごす

ストレスは体に多くの悪影響を及ぼします。ストレスがたまってしまうと、ホルモンバランスが乱れ、月経周期や排卵に悪い影響があるのです。

ストレスの発散方法を見つけたり、半身浴やマッサージなど自分がリラックスできる習慣を身につけてください。

まとめ:妊活の方法と基礎知識~妊娠しやすい体をつくるには?~

いかがでしたか?今回は妊活の基礎知識と、妊娠しやすい体づくりのために必要な情報をお伝えしました。

妊娠のことばかりを考えず、健康的な生活の延長に妊娠・出産があると思うようにして日々を過ごせると良いですね。

よしこ先生
よしこ先生

赤ちゃんができない→すぐに不妊クリニックの不妊治療となると、健康な身体もできていないのにいきなり高額な不妊治療費代金を支払うことになる可能性が高く、しかも妊娠できる保証はない・・という最悪のパターンに陥る場合も。その金額は1000万円を超えるご夫婦もいるくらいです。まずは夫婦で体作りから始めましょう!!

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