妊活において多くの人がはじめにチャレンジするタイミング法は、正しい知識を持って行えば効果的な方法です。しかし、知識不足のまま試してもその成功率は低くなってしまうでしょう。
やはりこれから本格的に妊活するとなれば、そのタイミングは押さえておきたいですよね?
そこで本記事では、タイミング法をテーマに妊娠しやすいタイミングについて解説していきます。
自分でできるタイミング法の基本
まずは、タイミング法の基礎知識から見ていきましょう。
基礎体温を測り排卵日を予測する
タイミング法とは排卵日を予測して性交渉を行う方法で、その排卵日を知るためには基礎体温を測る必要があります。
そして、基礎体温を測るための「婦人体温計」と、基礎体温をメモする「基礎体温表」を使って、毎朝起床時に記録を付けていきます。
覚えておくべきポイントとしては、基礎体温を測る際には極力体を動かさずに寝たままの状態で行うということです。
1ヶ月を通して基礎体温が測れると、ホルモンの分泌が正常であれば基礎体温は二相に分かれます。
このうち体温の低い時期を「低温期」、体温の高い時期を高温期と呼び、体温が変わるタイミングに排卵が起きています。
市販の排卵日検査薬を使用して排卵日を予測する
基礎体温表以外にも、市販の排卵日検査薬を使用して排卵日を調べる方法があります。
頸管粘液をチェックするだけで陽性反応が確認でき、陽性反応が出れば排卵が当日か翌日に行われるのです。
月経不順などで基礎体温表による排卵日予測が難しい場合には、検査薬を使用するのも良いですし、基礎体温と排卵日検査薬の両方を併用するのもおすすめです。
いつ性交渉を行うべきか
排卵日の予測ができるようになったら、性交渉日を考えます。単純に排卵日に性交渉を行えば良いというわけではありませんので、注意しましょう。
続いて、性交渉のタイミングについて見ていきます。
性交渉のタイミングは排卵日の前
排卵日を考えて性交渉をすると良いと言われていますが、卵子の寿命は排卵後12〜24時間、精子の受精可能期間が射精後3〜7日間もあることを考えると、排卵日よりも前に性交渉を行うべきであると言えます。
精子の受精可能期間の方が長いため、多少排卵のタイミングがずれてしまっても受精の可能性は下がりません。
そして、排卵時に精子が先に卵管にいる状態は最も効率が良いと言われており、具体的には排卵日前の5日間が妊娠率の高い日になります。
性交渉の回数を増やすのも大切
妊娠の確率が高い期間に性交渉の機会を増やせば、受精の可能性は高まります。
射精の回数が増えることで、精子の数が減るという心配をする方もいますが、あまり神経質にならずに、回数を増やした方が成功率は上がると考えておきましょう。
病院に相談した方が良い場合
基礎体温を測ってみると、体温が二相に分かれない場合があります。体温がバラバラの場合は、睡眠時間の不足や不規則な生活が考えられるため、生活リズムを整えましょう。
「低温相と高温相に分かれない」「高温相が長い」「高温相が短い」などの場合は、「排卵が起こっていない可能性がある」「子宮外妊娠」「内科疾患」「黄体機能不全」など、さまざまな要因が考えられます。
基礎体温を記録していて明らかに不自然な点がある場合や、妊活で不安な点がある場合は、なるべく早めに病院へ相談することをおすすめします。
まとめ:妊活はタイミングが大事!基礎体温を測って妊娠しやすいタイミングを知ろう!
今回はタイミング法のやり方や、その注意点を説明しました。
病院に行かずとも、タイミング法によって妊活を進められるのは気軽ですが、病院で詳しい検査をしなければ、何らかの不妊原因に気付けないことも…。
自己判断の妊活には期限を設け、妊娠できないようであれば早めに病院に相談するようにしましょう。
タイミング療法は不妊クリニックに行かなくても自分でできます!!!それもかなり精度高く!!!そのポイントは生理周期を整えてから挑むこと!!!ピタっと28日周期で生理が来るようになれば、
①体調も良くなっている!
②排卵日を確定しやすい!
ということで、おうちでタイミング療法の精度が上がってくるはずです!!