妊活は夫婦の努力で進められるものであり、費用も発生しませんし期間に制限はありません。しかし、当たり前のことですが時間が経つほど男女ともに年齢を重ねてしまいます。
妊娠力は年齢とともに下がってしまうものなので、いつまで自己判断の妊活をしていて良いのか不安に思うこともあるでしょう。
そこで本記事では、妊活の期間や病院に相談するタイミングについて紹介します。
妊活前または妊活中にこれからのことが心配になっているのであれば、ぜひ確認してくださいね。
Contents
妊活はどの年齢層も同じだが妊活期間は変える必要がある
妊娠するための能力が年々下がってしまうことはご存じだと思いますが、妊活はどの年齢の方も同じような方法を実施します。
その例として、
・生活習慣の見直し
・食事の改善
・基礎体温を測って排卵日を予測する
などがありますが、年齢を問わず妊活の基本は押さえておくことです。
しかし、妊活にどれだけ期間に余裕が持てるのかは、年齢によって大きく変わると理解しておく必要があります。
妊娠力は30代半ばから急激に減る
20代のうちも妊娠できる能力は緩やかに減っているのですが、30代半ばから、今までのスピードとは違う速度で妊娠力が下がります。
そのため、30代の方の妊活はあまり余裕が持てないということです。少しでも早く不妊治療を始めていれば、妊娠できる確率は高くなるので、不妊治療を「まだ早い」と先送りにしない方が良いでしょう。
妊娠に向けての夫婦の意見を固めておく
妊活は夫婦二人で協力して行うとともに、不妊治療の考え方も事前に共有し合う必要があります。
それによって、妊活から不妊治療へのステップアップもスムーズに行えるようになります。
夫婦で妊娠への気持ちの強さを確認し合う
妊活前または妊活中に夫婦で最低限決めておくことを紹介します。
- 不妊治療をするのか?
- 人工授精は受けるのか?
- 高度医療である体外受精は受けるのか?
- 不妊治療にかける上限の費用・期間は?
不妊治療を考えるのであれば、どのステップまでチャレンジするかも決めておきます。
お互い考えは違うものですが、二人の納得がいく答えを出せるように話し合う必要がありますね。
病院に相談する前の妊活はどのくらい行うべきか
一般的に不妊の定義とは「避妊をせずに性交渉をしていて1年経過しても妊娠しないこと」を言います。
では、妊活をどのくらいの期間行ってから不妊についての相談に行けば良いのでしょうか?
半年間妊活しても妊娠しなければ病院に相談を
妊娠についての相談は早く行っては駄目ということはありません。妊娠を希望する女性が30代の場合、半年程度妊活をして妊娠しなければ、一度病院に相談してみましょう。
検査を受けて不妊の原因が見つかる場合もありますし、その原因を解決しなくては自然妊娠が難しいことも珍しくないのです。
少しでも気になることがあるなら病院へ
また、妊活開始前であっても月経不順・不正出血・性交痛などがある場合にはすぐに病院に行きましょう。
妊活は万全な状態で行わなければ、時間を無駄にしてしまう可能性もあるのです。
病院に行くということを不妊治療と身構えず、まずは健康診断に行く程度の気持ちでいましょうね。
まとめ:妊活の期間と病院に相談するタイミングについて
妊活を始める時に不安に思ってしまう妊活期間や、病院に行くタイミングについて紹介しました。
今は妊活も不妊治療も身近な存在であり、重く捉える必要はありません。しっかりと夫婦で話し合った上で、自分たちの決めた方向へスムーズに動けるようにしましょう。
そうです!!不妊クリニックに行く前に!!1番大切なことは夫婦の話し合いです。家族会議でこれからかかる費用、子供が生まれたときのサポート、仕事、子供がもしできなかったときのこと、自分の不安などしっかり話し合うことが大切です。妊活は共に生きて行くパートナーと本当の夫婦になるきっかけになる。素晴らしい活動だと私は思っています。ぜひ、心を開いて家族会議を!