妊活をしている中で、「冷えを根本的に改善したいな」と体質改善を考え始めた人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、漢方を活用することで冷えが改善していく場合があります。
今回は、妊活中の冷えにオススメな漢方を紹介していきます。
妊娠のための漢方費用はどのくらいかかる?
漢方は治療費が高いというイメージがある方もいるかと思いますが、漢方を始めるとなって気になるのは、やはり「どれくらい費用がかかるか」という点ですよね。
漢方について簡単に説明すると、
- 漢方薬専門店はオーダーメイドの漢方を作ってくれる
- 漢方は年齢・体質・身体の状態で調合が変わるので金額も人それぞれ
- 1カ月分の費用だけで判断しないようにする(治療開始〜妊娠するまでのトータルで金額を考える)
このように、それぞれの体質・体調の状態・冷え性のレベルなどの症状によって、その人にあった漢方薬が決まります。
1ヶ月5千円程度で漢方を始められる
漢方薬局や自由診療は保険適用にならないので、1ヶ月で1.5万〜2万円程度の費用がかかることが多いようです。
もっとお手軽に始めたい場合は、漢方治療を保険適用で行っている医療機関であれば、1ヶ月5千円程度で漢方を購入することができます。
この点で漢方に対するハードルは下がったのではないでしょうか?
ただし、冷え症というのは長い年月をかけて少しずつ進行した症状です。漢方を飲み始めたからといって、短期間で劇的に改善するというものでもありません。
漢方の力で冷えを改善するには少し時間が必要ですが、冷え改善の手助けになってくれることでしょう。
冷え対策におすすめな3大漢方とは<
漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると言われています。
冷え症の場合は、「血」のめぐりを良くし、余分な「水」の偏りを改善し、悪くなった「気」の流れを良くして冷えを改善していきます。
妊活中に気をつけたい状態としては、血が足りないこと:血虚(けっきょ)と、血の流れが悪いこと:瘀血(おけつ)の状態です。
女性の冷えに使われる漢方薬
女性によく使われる代表的な漢方薬は、
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
以上の3つが挙げられます。
いずれも「血(けつ)」のめぐりを改善する効果が高く、不妊症や月経痛など、幅広い女性の悩みに有効です。
順番に説明していきます。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散は、色白でやせ型な冷え性のなかでも、虚弱タイプに用いられます。
生理不順がある人や、腰〜足先にかけて冷える人などにおすすめです。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桂枝茯苓丸は、のぼせやすい(赤ら顔)のに足全体が冷え、下腹部が張る感じがする人にオススメです。
また、血行不良により起きてしまう、生理不順や生理痛などのトラブル改善にも用いられます。
加味逍遙散(かみしょうようさん)
冷え症や生理不順などの症状以外にも、のぼせ感があり、精神不安やイライラ感などの心の不調にも使われます。
自律神経を調整してくれて、血行の促進に役立ちます。
以上これらの漢方は、個人個人の体質や症状に合わせた使い分けが必要なので、自分で判断せず、漢方薬局などで一度相談することをオススメします。
まとめ:妊活中の冷え対策!女性の冷えにおすすめな3大漢方とは?
冷え対策のひとつとして漢方を取り入れると、妊活中の冷えの改善が期待できます。
もちろん漢方の服用に頼るだけでなく、日々の食事や生活習慣を見直して、体が冷えにくい生活を心がけていくことが大切です。
冷え知らずのカラダを作り、妊活力を高めていきましょう。
妊娠するための準備として漢方薬で体の冷えを治す!血流を整える!気・血・水のバランスを整える!というのは遠回りのようで実は近道!!!自然に授かれば1番良い私たちにとっては不可欠の項目ばかり!!自分の自分の体質と年齢、生活環境にピッタリの漢方薬を探していきなしょう。