日本で昔から行われている「鍼やお灸」は、ツボに刺激を与えることで、血行を改善することができるため、人気な対処方法のひとつです。
自分でもツボを刺激すれば、血液などの体液の循環がよくなるため、冷え対策をすることができます。
今回は、妊活中に活用できる「冷え対策におすすめなツボ 」を紹介していきます。
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ツボが冷えに与える影響は?
体の色々な箇所にあるツボは、それぞれの臓器と繋がっています。冷え性で悩んでいる人は、「冷えに効果的なツボ」を刺激すると良いでしょう。
カラダの不調がある場合は、そのツボを押すと痛かったり硬くなっていたりします。ツボを刺激すると自律神経の働きが整い、血液循環をよくすることができるのです。
カラダの中でも、手と足にはたくさんのツボが集まっています。ツボがありそうな箇所を探して、すこし痛いなと思う部分を押すだけでもリフレッシュできるでしょう。
特に妊活中には、冷えに効くツボに刺激を与えて、積極的に身体を温めていきましょう。
冷え改善のツボを刺激して温活しよう
ここからは、冷えに効果的なツボをメインにご紹介します。
冷え以外にも、「肩こりや生理痛など」に対しても効果的なツボがあるので、気になる症状に合わせてツボを押してみてくださいね。
下半身全体の冷えに効くツボ
まずは、「三陰交(さんいんこう)」と言われるツボを紹介します。
脚の内側のふくらはぎの下で凹んだところ(内側のくるぶしから指4本上で骨のきわにあるツボ)を親指で少し強めに押しましょう。
下半身の冷え・むくみ以外にも、生理痛・更年期障害などにも効果が期待できるといわれています。女性特有の悩みに効果があるので、覚えておくと便利ですね。
手足の冷えに対して効果的なツボ
手足の冷え・肩こりを改善してくれるのは、「合谷(ごうこく)」と呼ばれるツボです。
人差し指と親指の骨が合流する所から、やや人差し指寄りの、くぼんでいるところにあります。
特に足先の冷えが気になるときには、足指の先端にある「気端(きたん)」というツボをつまんで押してみましょう。これは足指の先端にあるツボで、全部で10箇所あります。
全身を温めてくれるツボ
全身の血行を促してくれる「元気の源」とも言われているのは、「気海(きかい)」というツボです。おへそより指2本分下にあります。
気海を温めることで体全体を温めることができるため、元気に過ごすことができます。
また、「大椎(だいつい)」というツボは、全身を温め、肩首のこりを軽減してくれます。首筋のえりがあたる部分で、骨が出ているところのすぐ下にあります。
気海と組み合わせるとさらに効果が高まるので、全身を温めたい時は「この2箇所のツボ」を押してみましょう。
ツボをカイロで温めると、さらに効果が高まる
先ほど紹介したツボを温めるには、ホッカイロを使用することもオススメです。
冷えに効果的なツボにカイロを貼るだけで良いので、ツボを押したり、マッサージするよりも手軽に冷え対策ができます。
冷えの効果をさらに高めるには、カイロで温まった熱を逃さないために、ひざかけ・ストール・くつ下などをカイロの上からかけると、さらに効果が高まります。
最近は、レンジでチンすると繰り返し使えるカイロがあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ:ツボを押してポカポカに!妊活中におすすめな冷え改善のツボをご紹介
いかがでしたか?今回は、冷え性に効果的なツボをご紹介しました。
ツボを押すだけで、簡単に血流の流れをよくすることができるので、押したり温めたりして、冷え性を改善していきましょう