2020.10.5

二人目不妊で多くの方が気にされるまわりへの配慮について

一人目の不妊で悩む方と同じように、二人目の不妊に悩む方も多数います。しかし、二人目不妊の場合は、一人目の時とは少し違った悩みやストレスを抱えてしまうことが多いようです。

この記事では、二人目不妊を治療する上で、多くの方が気にされるまわりへの配慮をテーマに進めていきます。

子連れで不妊治療に通うことについて

二人目不妊に悩む方のなかには、子供と一緒に不妊治療に通うのは親のエゴではないか、という罪悪感を抱いてしまうことがあるようです。

通院しにくいと感じる

上の子の年齢にもよりますが、どの病院であれ子連れでの通院は親子共に負担が掛かります。子供が幼いほど手も掛かりますし、病院に行くだけで疲れてしまうこともあるでしょう。

上の子に負担をかけていると感じる

通院は子供にとって楽しいものではありませんし、長時間の待ち時間に子供が病院嫌いになってしまう可能性もあります。

「自分の不妊治療に上の子を付き合わせてしまっている…」と感じてしまうのも仕方がないことですね。

二人目不妊の通院と上の子との関係

上の子がいる場合の不妊治療は、常に上の子を優先させた選択をするべきです。上の子を大切にして、治療にばかり専念してしまわないようにしましょう。

上の子と二人の時間を作る

妹か弟を上の子につくってあげたいと思う気持ちもあると思いますが、まずは目の前の子供との時間を大切にしましょう。

特に仕事をしながら二人目不妊治療を行っている方は、時間に追われる毎日を過ごしていると思いますが、1日30分だけでも上の子のための時間を設け、一緒に遊んだり話をするようにできると良いですね。

なぜ二人目がほしいのかを考える

二人目がどうしてほしいのかを夫婦でよく考えましょう。それによって増える経済的・心身的負担も考え、目的をはっきりさせることです。

「兄弟や姉妹がいた方が幸せだから」「子供は二人と決めていたから」などの曖昧な理由でなく、深く掘り下げた話し合いをする必要があります。

子連れでも通いやすいクリニック選び

一人も子供ができないで悩んでいる方にとって、病院にいる子供の存在が精神的に辛いと思われてしまう場合があるのも仕方がないことです。

子連れで不妊治療に通うのであれば、自分自身も罪悪感を感じずに通えるクリニックを探すようにしましょう。

預け先があるのなら保育を依頼する

クリニックによっては、予約をしても長時間の待ち時間が発生してしまうこともあります。

もし保育を依頼できる相手がいるのならばお願いする、または保育所の一時保育を利用するのも良いでしょう。

せっかく不妊治療に通うのですから、心身ともに治療に専念できる状態で通院できるのが一番です。

子連れで通院可能のクリニックを選ぶ

二人目不妊が一般的になった今では、二人目不妊の方も一人目不妊の方も通いやすい環境を整えているクリニックも珍しくありません。

たとえば診療時間を分ける・待合室を分けるなどの工夫がされており、託児サービスが用意されていることもあります。

二人目不妊でクリニック選びをする時には、このようなサービスがあるかどうかを確認しておきましょう。

あえて総合病院を選ぶ

やはり不妊治療専門クリニックだと子連れで居心地が悪いと感じるようであれば、不妊治療を実施している総合病院を選択すると良いでしょう。

総合病院であればさまざまな年齢層・性別の人が集まるので子連れかどうかは気にならなくなります。

まとめ:二人目不妊で多くの方が気にされるまわりへの配慮について

二人目不妊について、上の子への対応や通院しやすいクリニックについて紹介しました。

自分が通いやすいと思えるクリニックを見つけ、家族の負担も考えた上で治療を進めるようにしましょう。

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