ピラティスは、骨盤の歪みや姿勢を整えることができるので、赤ちゃんを迎え入れる「土台」作りに最適です。
ピラティスはヨガよりも妊活に効果が高いという理由から、妊活中の運動として取り入れている人が増えているようです。
今回は、「妊活でピラティスを行うと得られる効果について」「ヨガとピラティスとの違い」などをご紹介していきます。
ピラティスが妊活にもたらす3つの効果とは
ピラティスは、妊娠しやすいカラダづくりに最適なエクササイズといわれています。
ここでは、ピラティスが妊活にもたらす3つの効果についてお伝えしていきます。
①冷え性が改善される
ピラティスは深い呼吸と動作により、インナーマッスルを鍛えることができます。そのため、血液の流れがよくなり代謝アップが期待できます。
筋力不足やストレスなど、冷え症の原因を解消するのにもピラティスが効果的だとされています。妊活にカラダの冷えは大敵ですよね。
基礎代謝を上げることで体が温まるので、子宮内にも血液が流れやすくなって、妊娠しやすい身体に近づくことができます。
②骨盤の歪みが改善する
日常生活のなかで「いつも同じ方でカバンを持つ」「足を組む」など、無意識に行う行動が原因で、骨盤が歪んでいる人が多いです。
骨盤が歪むと下半身の血流や骨盤周り(子宮など)の血流が滞ってしまうので、骨盤の歪みが不妊の原因に繋がってしまいます。
ピラティスを行うと、骨盤を正常な位置に戻すことができるため、子宮や卵巣なども元の正常な位置に戻すことができます。
血流の促進ができるので、受精卵が着床しやすい環境が整ってきます。
③ストレス改善ができる
ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、女性ホルモンの分泌バランスが乱れ、生理不順などから不妊の原因になってしまいます。
ピラティスの呼吸法を行うと自律神経が整うため、ストレスが解消されたりホルモンバランスの乱れが改善されたりします。
女性ホルモンのバランスが整うと、イライラ感も落ち着き月経周期が規則的になるので、妊娠しやすい身体づくりが目指せます。
ヨガとピラティスの違いとは?
ピラティスとヨガは同じように感じる人が多いですが、実は身体を動かす目的が異なっています。
ヨガは「呼吸とストレッチ」に重点をおきながら筋肉を強化する方法で、ピラティスはただしい骨格などを意識しながら「体幹の筋肉を整える」方法です。
ヨガの呼吸はお腹で大きく息をする腹式呼吸です。副交感神経を活性化させて心をリラックスさせることができます。
一方ピラティスは、胸に息を送り込む胸式呼吸です。胸式呼吸は自律神経を整えることができるので、ストレス解消に役立ちます。
ヨガもピラティスも健康的な体づくりには効果的ですが、ヨガよりもピラティスのほうが妊活面での効果が高いと言われています。
ピラティスはリハビリ用に開発されたエクササイズ
ピラティスは「身体の不調を正す身体調整法元」と言われ、元はリハビリ用に開発されたエクササイズです。
そのため、ピラティスが初めての人や運動が苦手な人でも、体幹を安定させたりインナーマッスルを強化したりすることができます。
カラダが持っている機能を「より自然な形(自然治癒力)で取り戻すことができる」という点は、ヨガにはないピラティスのメリットといえますね。
ピラティスで体のもつ自然治癒力で体質改善しよう
ピラティスはインナーマッスルを鍛えることができるので、不妊の原因とされている骨盤の歪みが改善され、子宮周りの血流を促すことができます。
初心者や運動が苦手な人でも無理なく動けるので、しっかりと動いて身体を温め体質改善をすることが可能です。
妊活に積極的にピラティスを取り入れて、妊娠しやすい身体づくりをしていきましょう!