2020.9.23

妊活中の方におすすめする妊娠しやすくする食事について

人間の体は「食べ物」でできています。そのため、野菜不足の人は血圧が高い・脂っこい食事が多い人は太り気味・ビタミン不足なら風邪をひきやすくなるなど、食事によって多くの影響を受けるのです。

体に良い食べ物を選び、栄養バランスを整えた食生活を送れば、人間の体もプラスに変化します。その変化は妊活も同様で、健康な子宮・卵子を作るためには良質な栄養が欠かせません。

この記事では、妊娠しやすくなるための食事についてまとめます。

卵子に良い食生活について

卵子は一生入れ替わることはありません。しかし、その量は女性の食生活に左右されているということが近年分かってきました。

卵子に良い食生活とはどのようなものなのでしょうか?

コレステロールが高いほど卵子の量が多い

食生活に気を配り、野菜中心の食事をしているスリムな女性よりも、ある程度コレストロールが高い状態であるふくよかな女性の方が、卵子の量が多い場合があるという説が明らかとなり、脂肪は悪者でなく低脂肪な食事が健康的なわけではないと発表されました。

極端な糖質制限や脂肪を避ける食事は一見して健康的な印象を受けますが、実際には卵子の量を減らし老化を促進させてしまう可能性があるのです。

妊活に向き合う方の妊活食について

妊活のための食事「妊活食」は自分が赤ちゃんを授かるためだけにあるのではなく、ママの体に宿る赤ちゃんに居心地の良い環境を与えるためにも有効です。

良質な食事をすることで妊活中の体に起こる変化についてまとめました。

妊活中のイライラも抑えられる

妊活中・妊娠中はストレスを感じやすい状態にあり、精神的にも不安的になりやすい時期です。

しかし、そのような状態は妊活にも妊娠にも悪影響。心と体は表裏一体なのです。

良質な食べ物はただの栄養としての役割だけでなく、このイライラを抑えてくれる効果も期待できます

ストイックになりすぎない

妊活中に食べない方が良い食べ物はたくさんあります。しかし、あまりに妊活食に気を使いすぎてしまい「あれもダメ」「これもダメ」になってしまっては自分で毎日のストレスを増やしてしまいますよね?

妊活食は多少ルールをゆるめに設け、楽しく生活を送りながらチャレンジできる範囲に止めましょう。

妊活のオススメの食材とは?

それでは、実際に妊活食に取り入れるべき食材とはどのようなものなのでしょうか?優れた栄養が取り入れられる食材を紹介しましょう。

地域の旬の食材を選ぶ

旬の食事には、その時期に必要な栄養素がしっかりと含まれており、住んでいる地域の物を選べば輸送の過程で使用される防腐剤などの添加物を、避けた食生活が送れるようになります。

調味料は少なめにする

調味料は摂取量に気を配らないと、すぐに塩分の取りすぎになってしまいます。また、すぐに使い切るようなものでもありませんので、自然塩や天然醸造の味噌などこだわりのある物を選択することも大切ですね。

バランス良く食べる

妊活食の最も大切なこととして、バランス良く多くの栄養素を取り入れられるようにする工夫が必要です。

毎日同じものばかりを食べるような食生活は避け、たくさんの種類の食材を食べるようにしましょう。

まとめ:妊活中の方におすすめする妊娠しやすくする食事について

妊娠しやすくなるための妊活食について、その意味や食材選びのコツをお伝えしました。あまりシビアに考えるのではなく、自分のできる範囲で楽しみながら健康的な食生活にシフトできると良いですね!

よしこ先生
よしこ先生

不要な糖質(パン、ケーキ、麺、ジュース、甘いお菓子たち)、添加物(加工品ウインナーやジャンキーなファストフード、カップラーメンなど)の食べ過ぎにも要注意!

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