2020.10.6

妊活に必要な栄養素とは?バランス良く栄養を摂取しよう!

妊活中には多くの栄養素が必要であり、基本的には食事でその栄養を摂取するのが良いと言われています。

しかし「バランスの良い食事」と言われても、あまりに抽象的で具体性に欠けると感じてしまいますよね。

そこでこの記事では、妊活に必要な栄養について詳しく解説していきます。

体は食べ物でできている

私たちの体は食べ物からつくられているため、食生活が整っていないと体に悪い影響が出てしまいます。

例えば、ビタミン不足の人は風邪をひきやすくなったり、吹き出物ができやすくなったりします。また、野菜不足の人は血圧が上がりやすかったり、脂っこいものが好きな人は太りやすかったり…このように、食事によって体のトラブルが発生してしまうのです。

赤ちゃん作りに好ましい環境を準備すること

妊娠を望むのであれば、赤ちゃん作りに好ましい環境を準備しなくてはいけません。

いかに高度な医療技術を用いてもその基盤がなくては、妊活は成り立たないのです。

また、食生活の改善は短期的に行うことではありませんので、長期的に取り組む必要があります。

今の食事が未来の赤ちゃんをつくる

食事は妊活だけの話ではなく、新しく生まれてくる赤ちゃんの体をつくるものでもあります。

ですので、ママになるための最初のお仕事は、何を食べるか考えるところから始まっていると考えるようにしましょう。

体に大切な栄養素

続いて、人間の体に大切な栄養素の中でも、特に妊活中に摂取するべき栄養素を紹介します。

タンパク質

骨・皮膚・髪の毛・血管・内臓など、体の土台をつくるタンパク質は約20種類あります。そして、タンパク質はアミノ酸で構成されているのですが、食材によって摂取できる種類が変わります。

お肉でしか摂取できないアミノ酸や、大豆製品でしか摂取できないアミノ酸などがその例ですが、どの種類のアミノ酸も摂取する必要がありますので、意識的にさまざまな食材を口にするようにしましょう。

「昨日の夕食は肉だったから今日は卵料理にしよう」「朝はお豆腐を食べたから昼は魚で」など動物性と植物性を、バランス良く食べられると良いですね。

ビタミン

ビタミンは糖質やタンパク質などを、エネルギーに変える手助けをします。ビタミンのうちビタミンE・A・Dは特に「妊娠ビタミン」と呼ばれており、子宮の環境を整える効果があります。

葉酸

葉酸は葉物の野菜や豆類に含まれている水溶性の栄養素です。細胞分裂やDNAをつくるのに欠かせないもので、妊娠期間だけでなく妊娠前からの摂取が必要だと言われています。

鉄分

赤血球を作り酸素を体中に運ぶ役割がありますが、女性は生理のために鉄分が不足がちになってしまいます。

亜鉛

女性ホルモンをつくるために必ず必要なミネラルであり、男性の場合は精子の形成や運動能力の活性化に役立ちます。

また、亜鉛が不足すると性欲が低下してしまうと言われています。

抗酸化・抗炎症・抗糖化の食事

酸化・糖化・炎症は卵巣機能の低下と老化を進めてしまいます。白砂糖やお菓子を口にする機会を減らしながら、抗酸化作用のある緑黄色野菜を食べたり、マーガリンの代わりに抗炎症作用のあるアマニ油を使用するなど、工夫をしましょう。

まとめ:妊活に必要な栄養素とは?バランス良く栄養を摂取しよう!

今回は、妊活に必要な栄養素とその働きについて説明しました。

食事にこだわり、食べ物が身体を形成していると考えることは大切です。しかし、ストイックになり過ぎてしまっては、食事を楽しめずにストレスを感じてしまうかもしれません。

ですので、無理のない範囲で食生活を改善し、妊娠しやすい体を作っていきましょう。

よしこ先生
よしこ先生

人は食べたものでできている!赤ちゃんは食べたものでできる!!日頃口に入れるものを見直すチャンスです!!これを機会に少し工夫してみましょう!痩せてきて、肌や髪の色艶が必ず変わってくるはずです!

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