妊活を始めると大抵の夫婦はセックスの回数を増やしますが、排卵のタイミングに合わせようと思うばかりに、セックスが楽しめなくなってしまうことがあります。
その結果として、セックスレスになってしまう夫婦も少なくありません。
そこで本記事では、妊活からセックスレスになってしまう原因と対策方法について解説していきます。
妊活がセックスレスの原因になるのは珍しいことではない
セックスは夫婦のコミュニケーション手段の一つですが、妊活をすることでセックスレスになるのでは、妊娠どころではなくなってしまいますよね。
まずは、妊活がきっかけとなってセックスレスになってしまう理由を見ていきましょう。
セックスが義務になる
妊活に取り組んでいると、「仕事で疲れている…」「そういう気持ちではない…」というような時でも、セックスをしなくてはいけません。
特にタイミング療法をしている間は、一回のチャンスも逃したくないと考える方が多く、「この日からこの日までは毎日しなくてはいけない…」とセックスを義務付けてしまうことがあるようです。
どちらか一方でも行為に苦痛を感じているのであれば、セックスレスになりやすい危険な状態であると言えるでしょう。
妊娠のためだけにセックスをしている
本来セックスは、夫婦の愛情を確かめ合うためにするものです。
雰囲気やスキンシップもなく、「ただ子供がほしいから」という理由でセックスをする状態が続くと、お互いにセックスに対して前向きになれなくなってしまうのは、仕方がないことです。
妊活によるセックスレスを改善する方法
妊活を始めたばかりの時はセックスレスについて考えないかもしれませんが、事前にセックスレスの対策を知っておくことは、今後のためにも大切なことです。
では、妊活によってセックスレスになってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
妊活について夫婦で話し合う
妊活についての話し合いを事前にしていたのにも関わらず、セックスレスになってしまったのなら、どちらか一方に考えの変化があったのかもしれません。
夫婦で再度話し合い、「子供がほしい」というお互いの気持ちを確認し合いましょう。夫婦の気持ちにズレがあるのなら、お互い歩み寄る必要がありますね。
妊活を休憩する
妊活を諦めるのではなく、休憩するという選択もあります。どちらかが義務的なセックスに疲れてしまったのなら、一度妊活をお休みするという手段も考えましょう。
いつもと違う雰囲気にしてみる
ホテルに行って、お互い新鮮な気分になるという方法も良いですし、自宅では音楽・アロマ・照明などを工夫して、日常と変化をつける方法も良いでしょう。
二人だけのサインをつくる
「排卵日だからセックスをしよう…」と相手に伝えていると「良い雰囲気がつくれない」または、「誘うのが苦痛」と考えている方はいませんか?
それであれば、夫婦で排卵日が確認できる妊活アプリを活用する方法もあります。また、夫婦だけが分かる直接的ではないサインを決めて、排卵日を伝えるのも良いでしょう。
妊活マッサージやヨガを夫婦で行う
妊活マッサージやヨガは女性一人でもできますが、あえて夫婦で行ってスキンシップの時間にするのもおすすめです。
体が触れ合うことで、自然とお互いの気持ちを高められますね。
まとめ:妊活によってセックスレスになった場合はどうすればいい?
妊活は子供をつくるためのものですが、そのせいで夫婦がセックスレスになってしまっては、本来の希望が遠のいてしまいますね。
妊活に一生懸命になるのは悪いことではないですが、思い込みすぎずお互いの気持ちを尊重しながら妊活を続けましょう。
夫婦が仲良くした結果として子供ができる、というのが一番理想的な妊娠です。
「長引く不妊治療で、妻相手に勃なくなってしましました」という夫さんに、これまで数多く会ってきました。病院から指示されるたびにどんどん勃たなくなってしまった。妻に「もっとお願い!!」と切願されるたび勃たなくなった。作業的な夫婦生活が続くたびに家に帰りたくなくなった・・などそのお声もまた切実です。苦しいのはこちらだけではありません。まずは意見交換会にご参加ください!!!