今妊活の方法として話題になっているシリンジ法は、自分で精液を体内に注入することが可能な方法です。
最初は怖いと思うかもしれませんが、実際には慣れてしまえば難しいことではありません。
この記事では、シリンジ法に興味を持たれている方のために、その実施方法を解説していきます。やり方を知れば、不安を和らげることができますね。
シリンジ法とは
セックスを行わずに膣内に精液を注入できるシリンジ方は「自己人工授精」「スポイト法」などと呼ばれることもあります。
そのため通常の妊活以外にも、セックスレスでも子供を望んでいる夫婦や、精子提供を受けるときなどにも活用することができるでしょう。
シリンジ法のやり方
ここからは、具体的なシリンジ法のやり方を見ていきましょう。
カテーテルとシリンジを用意する
カテーテル(精液を入れる容器)とシリンジ(注射器)は別々に包装されているので、それぞれを開封し二つをしっかりと差し込んでおきます。
この接続がうまくいかないと、シリンジ法の最中でカテーテルが外れてしまう恐れがあります。
精液を採取し液状化を待つ
膣内に注入するための精子を準備します。精液は採取してすぐの状態ではなく、10分〜15分放置して液状化させたもののほうが扱いやすくなります。
カテーテル内に精液を入れる
液状化した精液を、専用のカテーテルを装着したシリンジで吸い上げます。
精液を入れる前に、シリンジの中に少量の空気を入れておくと精子を残さず膣内に注入することが可能になります。
精液を膣内に注入する
精液がカテーテル内に入ったら、なるべく時間をおかずに膣内にカテーテルを挿入します。
痛みなどを感じないよう力加減に注意してゆっくりと、無理なくカテーテルを膣の中に差し込み、シリンジを押して精液を注入してください。
その後は注入した精液が流れ出てしまわないように、10分ほど横になって休めば完了です。
シリンジ法を行うときの注意点
シリンジ法は思っているよりも、簡単に実施できることが分かったかと思います。
続いて、シリンジ法をするときの注意事項も確認しておきましょう。
膣内に入れるのはカテーテル部分まで
シリンジ法を実施するときに膣内に入れて良いのは、カテーテルの部分までです。
シリンジ部分まで体の中に入れてしまうと、膣内が傷ついてしまう恐れがあります。
精液を扱う温度に注意する
精液は寒さ・熱が苦手です。具体的には人の体温よりも少し低い31度〜33度が最も精子の運動率が高まるため、人肌で温めるのが良いでしょう。
20度以下、40度以上の環境では精子の運動量が著しく低下します。
冬場であれば室温を上げる必要がありますが、カイロなどを使用すると温めすぎてしまう可能性もあるので注意してください。
シリンジ法キットの使い回しをしない
シリンジ法のために使われる家庭用のシリンジ法キットは、基本的に使い捨てです。
使い回しをすると衛生面で問題が起こってしまう可能性がありますので、複数回使用しないようにしてください。
シリンジ法を実施するときには清潔な環境で
シリンジ法を実施するには、感染症予防のためにも清潔な環境を用意しましょう。
まとめ:シリンジ法の具体的なやり方について
いかがでしたか?今回は、シリンジ法のやり方を分かりやすく解説しました。
今回の内容を読んで、思っている以上に簡単に実施できるものだと感じられたのではないでしょうか?ただし、非常に手軽にできるシリンジ法ですが、排卵や精子に問題がある状態では、何度シリンジ法を繰り返しても妊娠できる確率は上がりません。
シリンジ法にチャレンジする前に、一度パートナーとお互いの体の状態について検査を受けた方が良いでしょう。
シリンジ法の具体的なやり方を教えてくれるのものが中々ないので嬉しいですね。 しかし!! 私はこのシリンジ法を行いながら「どうしてあなたは普通にできないの?」と妻に泣かれた夫が、再起不能。もう妻相手に全く勃たなくなったという相談を3件受けたたことがあります涙 妻よ!夫はあなたが思っている以上に繊細ボーイかもしれない!!!注意が必要ですな