2020.10.30

2020.10.30

不妊治療や通院でストレスを感じてしまう理由と対策

不妊治療がなかなか上手く進まない場合は、ゴールの見えない治療に多くの人が

ストレスを感じてしまいます。

この記事では、不妊治療でストレスを感じてしまう理由と、そのストレスへの対策を解説していきます。

不妊治療でストレスを感じる原因

不妊治療を続けることで多くの女性がストレスを抱え、そのストレスへの対策を見つけられずにいます。

そもそも、不妊治療はなぜストレスの原因になるのでしょうか?

不妊治療の精神的負担

精神的負担はそのままストレスに直結します。不妊治療は精神的負担が非常に重く、多くの女性がその負担に苦しめられているのです。

【不妊治療の代表的な精神的負担】

・失敗の繰り返し
不妊治療ですぐに妊娠ができない場合、生理のたびに治療の失敗を知らされるため、まるで毎月「失敗」通知が来ているような気持ちになってしまいます。明確な答えが毎月出るものなので、その繰り返しに疲弊してしまうのです。
・高額な費用負担
経済的負担は精神的負担にもつながります。不妊治療は高額な費用を支払っても必ず成功が約束されているものではないため、その負担もより強く感じられるでしょう。
・周囲から理解を得にくい
不妊治療はナイーブな問題であるため、周囲に相談しにくく、会社に治療を伝えずに通院を続けているという方も少なくありません。
仕事との調整も難しくなりますし、周囲に辛い気持ちを相談できる相手がいない状態になってしまい、よりストレスを抱え込みやすくなるのです。

不妊治療は身体的負担も多い

身体的負担を感じれば、精神的負担にもつながります。不妊治療には身体的負担も伴うため、両方からストレスを感じてしまうのです。

【不妊治療の代表的な身体的負担】

・内診台での診察
内診は多くの女性が不快に感じており、中には痛みを感じる方もいます。
・採血と注射
不妊治療中には複数回の採血・注射をしなくてはならず、体外受精が始まると連日のように注射のために通院する場合もあります。注射が苦手な方には大きな負担に感じられるでしょう。
・薬の副作用
不妊治療では排卵誘発剤が使用されることが多いですが、どのような薬にも副作用があり、人によっては吐き気や頭痛に悩まされる方もいます。
あまりに副作用が強い場合には薬の変更などが検討されますが、軽度なら様子を見る指示が出ることもあります。
・通院
クリニックが遠方の場合には通院自体も大きな負担になります。
通院は月経周期によって日付が変わるため予定も立てにくく、仕事との調整が困難だと感じる方もいるようです。

不妊治療で感じるストレスへの対策

日常の生活を送る以上、ストレスをゼロにすることは不可能です。

しかし、ストレスをただ抱え込むように過ごすのではなく、少しでもストレスを軽減できる方法を探してみましょう。

ストレスの発散方法を見つける

少しの時間でも不妊治療のことを忘れられる趣味を見つけましょう。体を動かす趣味が理想的ですが、ゲームや映画鑑賞でも構いません。

数時間でも不妊治療のことを考えずに楽しめる趣味を探し、週に1日以上は趣味の時間を設けてください。

相談できる相手を見つける

どのような悩み事も、1人で抱えてしまうとより深く落ち込んでしまいます。友人・家族に不妊治療の悩みを相談できる環境をつくりましょう。相談相手は病院の心理士などの相談窓口でも構いません。

<可能な限り身体的負担を減らす

先ほど不妊治療によって起こる身体的負担の説明もいたしましたが、身体的負担の中には自分の行動で軽減できるものもあります。

例えば、治療に痛みを感じるなら痛み止めを使用してもらう通院がストレスなら近くのクリニックに転院を考える薬の副作用が辛ければ薬を変えてもらうなどです。

まとめ:不妊治療や通院でストレスを感じてしまう理由と対策

いかがでしたか?今回は、不妊治療でストレスを感じてしまう理由と、その対策をご紹介いたしました。

不妊治療は辛く大変なものです。不妊治療中の自分を褒め、無理せずに癒してあげるようにしましょう。

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