不妊治療を続けているときに、生理痛がひどくなったと感じてしまう人がいるようです。
ただでさえ不安が多い不妊治療で、生理に強い痛みが伴うようになれば、誰でも多くの不安を感じてしまいますよね?
この記事では、不妊治療中に生理痛がひどくなってしまう原因と対策について解説していきます。
不妊治療中に生理痛がひどくなる原因
不妊治療を始めてから、生理痛がひどくなったと感じる方は少なくありません。それにはどのような原因があるのでしょうか?
ここでは、不妊治療中に生理痛がひどくなる原因について見ていきましょう。
子宮が硬くなってしまっている
子宮は大きくなったり、小さくなったりするものです。
妊娠・産後はもちろんのことですが、毎月の月経周期でもその大きさを変えていて、生理のタイミングで収縮します。
しかし体の血流が悪くなってしまうと、この生理のときの子宮収縮が上手くできず痛みを伴ってしまうのです。
血流が悪くなる原因は運動不足・体の冷えなどが考えられますが、不妊治療中は特に体を大事にし過ぎてしまい運動不足になってしまう人がおり、体も冷えやすくなることもあるのです。
ホルモンバランスが乱れている
不妊治療中はホルモンバランスが乱れやすくなります。
なぜなら治療中は多くのストレスを感じやすくなり、ホルモンバランスに影響を与えてしまうことがあるのです。
また、不妊治療を始めたばかりのころは生活習慣の改善が必要となる場合もあり、一時的にホルモンバランスが乱れやすくなります。
子宮内膜症になってしまっている
子宮内膜症は、不妊治療に関係なく多くの女性がかかりやすい病気です。
生理の際に排出されるべき子宮内膜が逆流してしまい、子宮以外の場所に癒着してしまう病気で、その症状には生理痛がひどくなる・妊娠しにくい状態になるという
ものがあります。
子宮内膜症はがんになる可能性もあるため、医師の診断に従って治療を進める必要があるでしょう。
不妊治療中の生理痛の対処法
先ほどお伝えしたように、不妊治療中に生理痛がひどくなった場合、子宮内膜症の可能性を考える必要があります。
ここでは生理痛の対処法をお伝えいたしますが、子宮内膜症になってしまった可能性も考え、生理痛がひどくなった場合には医師に必ず相談しましょう。
では、子宮内膜症などの疾患がなかった場合の生理痛の対処法をお伝えします。
お腹や腰を温める
生理痛は、冷えによって悪化することがあります。
お腹や腰を温めるためにカイロなどを活用し、ゆっくり入浴をするなどの方法で体を温めるようにしてください。
夏の時期であってもエアコンで体を冷やし過ぎたり、冷たい飲み物を飲みすぎると体が冷えてしまいますので注意しましょう。
ストレスを溜めない
日頃から、自分に最適なストレスの解消方法を見つけましょう。
映画や音楽など没頭できる趣味を見つけ、ストレスを溜めないようにすれば自然に生理痛が緩和されることがあります。
また、生理のときにイライラしてしまうのは女性ホルモンの影響なので、コントロールが難しいと感じれば、1人で過ごすなどの方法を取ると良いでしょう。
無理をしない
痛みに耐えて、日常通りの生活を送ることが正解というわけではありません。痛みがひどいときや出血量が多いときには、体を休める必要があるということです。
あまり無理をせずに、生理の期間を過ごすように心がけましょう。
まとめ:不妊治療中に生理痛がひどくなる原因と対処法
不妊治療をしている最中は、些細なことでも不安になってしまいますし、多くのストレスも抱えやすい状態です。
そのようなときに生理痛がひどくなってしまったら、心配が募るのは普通のことですので、ただの生理痛と考えずに病院に行きましょう。
もし自分が子宮内膜症であれば、その治療をすることで妊娠しやすい状態になることも期待できますよ。
病院に行って痛み止めをもらったり、ピルのようにホルモン治療を行うだけでは生理痛は根本から治りませんし、逆にそれらお薬を飲み続けていると、貧血になったり子宮内膜がうすーくなってしまうことがわかっている。つまり妊娠から遠ざかってしまうんですね。まさに本末転倒!!漢方薬や食養生でサポートさせていただきます!!