妊活中は妊娠を楽しみにしている状態ですので、生理が遅れたりすれば「もしかして妊娠・・?」と期待してしまうと思います。
しかし、残念ながら生理が来ない原因は妊娠ではなく、生理周期が乱れてしまっていたという場合もあるでしょう。
この記事では、妊活中に生理が遅れたときにどうするべきかを解説していきます。
生理周期と妊娠の可能性について
生理周期は25日〜38日と個人差があり、毎月1日のズレもなく生理周期が安定するということはなかなかありません。
健康な方でも、生理予定日に2、3日のズレが起きるのは普通のことなのです。
基礎体温を確認する
妊活中の方の多くは基礎体温を測っていると思いますが、生理前の基礎体温は高温期の状態だと思います。
月経が始まる直前に基礎体温が下がることが多いので、いつも基礎体温が安定しており、基礎体温は低温期に入りそうな状態になっているのなら、まもなく生理がくる可能性が高いと言えるでしょう。
妊娠以外に生理が遅れる可能性がなかったか考える
生理不順はストレスが原因であることが多いため、生理が遅れているのなら最近強いストレスを感じるようなことがなかったか、現在ストレスフルな状態でないかを考えてみると良いでしょう。
引っ越しをした・転職をした・ダイエットをしているなど、自分では気づかないうちに多くのストレスを抱えてしまっている可能性もあります。
また、妊娠を希望するあまり生理が来るということ自体に、プレッシャーを与えてしまっていることもあるでしょう。
生理が来ないのに下腹部痛がある
生理が始まる前に、下腹部痛を感じる方は少なくありません。では、生理前または生理が遅れている状態で感じる、下腹部痛の原因は何なのでしょうか?
妊娠している
妊娠するとすぐに子宮内膜が厚くなっていきますが、この時に腹痛を感じる方もいます。
個人差がありますが、着床の時期である生理開始日1週間前位の時期に、着床痛や少量の出血を感じる方もいるようです。
月経困難症・PMS
生理の前に体調が崩れやすくなる月経困難症(PMS)は、多くの女性が抱えていますが、その症状は腹痛・肌荒れ・頭痛・腰痛などがあります。
ひどい場合は、生理前の数日間強い痛みを感じ続ける方もいるようです。
妊活中に生理が遅れているときの対処法
妊娠を楽しみにしている状態なら、すぐに妊娠しているかどうかを知りたいと思いますが、生理が数日遅れたような状態で病院に行っても妊娠を確定することはできません。
ここでは妊娠が確定されるまでの間、どのように過ごせば良いのかを紹介します。
市販薬の服用や飲酒喫煙をやめて無理をしない
妊娠の可能性があるのなら、可能な限り市販薬の服用と飲酒喫煙を避けましょう。
妊娠初期は非常に流産しやすい時期でもありますので、激しい運動や体を冷やすようなことを止め、可能であればなるべく安静に過ごしてください。
早期妊娠検査薬を使用してみる
自分で購入できる妊娠検査薬は、通常生理予定日の1週間後から使用できるものですが、今では生理予定日から使用できる早期妊娠検査薬も販売されています。
早期妊娠検査薬を使えば、早い段階で妊娠を知ることが可能です。
妊娠の確定には病院で胎児の心拍の確認が必要ですので、早期妊娠検査薬で妊娠を確定はできませんが、妊娠の可能性が非常に高いということが分かるでしょう。
まとめ:妊活中の生理の遅れと対処法について
妊活中に生理が遅れれば、誰もが妊娠を期待してしまうものですので、気持ちを落ち着かせようと努力しても、難しいのではないでしょうか?
何日もドキドキ過ごしてしまうのもストレスになりますので、早期妊娠検査薬で自分の今の状態を確認することがお勧めです。