妊活中は多くの女性が自分の体を大切にし、食事・生活習慣ともに今までより慎重に毎日を過ごすようになると思います。
そして、いつ妊娠をしておかしくない状態であることから、自分の体の異変にも敏感になっているのではないでしょうか?
そんなときに、生理痛が今までよりもひどくなると、誰でも不安を感じてしまいますよね?
実際に、妊活中に生理痛がひどくなってしまう女性は少なくないのです。
この記事では、妊活中に生理痛がひどくなる理由について解説していきます。
生理痛が辛くても我慢するものだと思い込む女性たち
本来、生理痛は日常生活に支障をきたすほどの痛みを感じるものではありません。
それでも多くの女性は「生理痛は痛いのが普通のもの」「我慢しなくてはいけないもの」と考えてしまっているようです。
生理痛は体が異常な状態であると知らせるサイン
生理痛は我慢するものだと思い込んで過ごしている女性の中には、あまりの痛みに鎮痛剤を毎月のように服用することが習慣化してしまっている人もいます。
しかし、そのような生理痛は体の異常を知らせるサインであると言えるのです。
鎮痛剤で痛みを抑えることを繰り返していると、その異常に気づけないまま、トラブルを悪化させてしまう可能性があります。
生理痛の原因には子宮内膜症の可能性がある
生理痛の原因はいくつも考えられており、ストレスや冷えなどが要因になっていることもありますが、そのような自分で対処できる問題ではなく、子宮内膜症になってしまっている可能性もあります。
子宮内膜症は強い生理痛と不妊の症状がある疾患で、子宮内膜症が悪化してしまうとがんにつながるリスクもある注意しなくてはいけないものです。
子宮内膜症とは
子宮内膜症になってしまう女性は非常に多く、成人女性の約1割・不妊治療をしている女性の25%〜50%がかかっていると言われています。
子宮内膜症の原因は、本来は生理のたびに体外に排出されるはずの血液が逆流して子宮以外の場所に癒着してしまうことにあります。
その結果、子宮が収縮する生理のたびに他の臓器を巻き込んで、激しい痛みを起こすようになってしまうのです。
中には生理以外の時期にも痛みを感じることもありますし、癒着した血液がチョコレート状に塊になってしまうことも少なくありません。
投薬や手術によって治療が可能ですが、再発が多いという特徴も持っています。
子宮内膜症に気づかず妊活を進めると
子宮内膜症の女性が「生理痛がひどいのは体質だ」と思い込み、そのまま妊活を進めてしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか?
ここからは、妊活と子宮内膜症の関係について見ていきましょう。
妊活は子宮内膜症を悪化させる可能性がある
妊活中には「排卵」を促すような生活・治療をすると思いますが、子宮内膜症の状態で病院に通って排卵誘発などを行うと、その症状をより悪化させてしまうことがあるのです。
子宮内膜症のせいで妊娠しにくい状態であることに気づかないまま治療を始めても、治療によって子宮内膜症を悪化させ、より妊娠が遠のいてしまうということです。
妊活で生理痛が悪化した場合は病院に相談を!
妊活によって子宮内膜症が悪化してしまうと、生理痛はよりひどくなり、経血の量が増えるなどさまざまなトラブルが発生しますし、もちろん妊娠はしにくい状態のままです。
妊活中に体調の変化を感じたら、まず病院を受診するようにしてください。
まとめ:妊活中に生理痛がひどい・・・その理由とは?~子宮内膜症を知ろう!~
妊活中は、赤ちゃんを待ちわびている状態であるため、ストレスを感じることも多く、ストレスによって生理痛が悪化してしまうこともあります。
しかし、子宮内膜症の可能性は否定できませんので、やはり妊活中に生理痛がひどくなる場合には一度婦人科に相談する必要があるでしょう。
生理痛は当たり前じゃない!!痛くないのが当たり前です!!!!生理前のイライラも、肌荒れも、食欲が急に出たり、甘いものが食べたくなったりすることも。全てゼロが当たり前!!お任せください♡