2020.11.17

子宮内膜症を公表した芸能人〜不妊症を乗り越えて〜

不妊症の原因の一つである子宮内膜症は、生理のある女性の約10人に1人がかかってしまう病気であると言われています。

そのため、子宮内膜症に苦しむ芸能人が、その経験や不妊治療について公表している方も少なくないのです。

そこでこの記事では、子宮内膜症を公表している芸能人を紹介したいと思います。また、子宮内膜症の原因についても併せて解説していきます。

子宮内膜症を経験した芸能人

まずは、子宮内膜症を公表している芸能人について見ていきましょう。

歌手:松浦亜弥さん

歌手の松浦亜弥さんは子宮内膜症という診断を受けていながら芸能活動を続けていましたが、症状が悪化してしまい2011年には病名を公表した上で芸能活動を休止することになってしまいました。

治療に専念し、病気を乗り越えた松浦さんは2014年に第一子2018年に第二子を出産しています。

女優:石田ひかりさん

女優の石田ひかりさんは数年間子宮内膜症に苦しめられ、流産経験したそうです。

しかしその後、2003年に第一子を出産されており「子宮内膜症を治し、自分を健康体にしてくれたのは赤ちゃんです」と告白しています。

歌手:金澤朋子さん

人気アイドルグループJuice=Juiceのメンバーの1人である金澤朋子さんはブログにて子宮内膜症であることを公表し、体の調子を見ながら活動を続けています。

治療は現在も続いていますが、芸能活動とのバランスを取りながら進められるようになっているようです。

歌手:大黒摩季さん

歌手の大黒摩季さんは2010年に子宮疾患のために芸能活動を無期限で休止しています。

その子宮疾患とは、子宮内膜症だけでなく、重度の子宮腺筋症状子宮筋腫卵巣チョコレート脳腫なども抱えていたようです。

実際には、大黒さんは10年以上もの間この病気を抱えた状態で芸能活動を続けており、病気の悪化と流産にも苦しめられていたそうです。

その後手術を成功させ、2016年に芸能界に復帰も果たしています。

なぜ多くの女性が子宮内膜症になってしまうのか

この他にも、子宮内膜症を公表している芸能人だけで何人もの女性の名前が検索するとでてくると思います。

子宮内膜症が女性にとって非常にポピュラーな病気であることは分かりましたが、なぜここまで多くの女性が子宮内膜症にかかってしまうのでしょうか?

多すぎる生理が子宮内膜症の原因になる

子宮内膜症は、生理によって引き起こされる病気です。一昔前であれば、女性は若いうちから出産を繰り返していました。

妊娠期間中は生理が起こりませんし、産後も半年以上生理が来ない場合もあります。つまり昔の女性は、一生のうちに何度も妊娠・出産によって生理が止まっていたということです。

しかし、現代女性は晩婚化の影響で初産の年齢は高まり、少子化によって子供を生む回数も1回〜2回です。

さらに女性の初潮年齢も早まりました。その結果、戦前の女性が一生に経験する生理の回数と、現代女性が生涯で経験する生理回数は大きく差があるのです。

子宮内膜症を悪化させないためには

現代女性は、どんなに気をつけていても子宮内膜症になりやすい環境にあります。

そして、子宮内膜症の症状である生理痛を「我慢するもの」と勘違いしてしまっている方が多く、その風潮によってより症状を悪化させてしまうのです。

子宮内膜症は不妊につながる放置してはいけない病気です。生理痛がきつい・ひどくなったと感じるのであれば、なるべく早く病院に行くようにしましょう。

まとめ:子宮内膜症を公表した芸能人~不妊症を乗り越えて~

子宮内膜症を公表し、克服した・治療している芸能人を紹介し、子宮内膜症が増えてしまっている原因についても説明しました。

子宮内膜症の悪化を防ぐためにも、自分の生理痛の変化を黙認せず、適切な対応を取ることで、将来の不妊を防ぐことも可能です。

生理痛は我慢するものだという考えをやめ、医師に相談に行くようにしましょう。

よしこ先生
よしこ先生

子宮内膜症で悩む女性は少なくありません。そんな皆さんの共通点はとにかく手足が冷えている!!いや!冷えすぎている!!!!冷え症を治さないと妊娠も難しいし、そもそも妊娠したあとに赤ちゃんが子宮内で寒い(涙) これはりんどう強いです!!お任せあれ!

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