近年、40代で結婚・妊娠・出産をする女性はマイノリティーではなくなってきました。
しかし、働き盛りのアラフォー女性にとっての「仕事と妊活の両立」は、とても大変なことです。
この記事では、アラフォー女性の仕事をしながらの妊活について解説していきます。
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アラフォーの妊活に対する本音とは?
アラフォー女性にとって、仕事とプライベートとの両立は本当大変ですよね。
特に子どもに関してとなると、40代の女性たちは「子どもを産む選択」で悩んだ経験があるようです。
「仕事がどんどん楽しくなってきて、妊活を始めることをためらっている。充実した毎日と好きな仕事があるのに、それをストップしてまで子どもを持ちたいのか分からない。」
「今後の昇進のために、さらにスキルアップして欲しいと言われる。でも、男性ばかりの職場で妊活と仕事、さらには出産後の子育てまでを両立できるとは思えない。」
このように、アラフォー女性たちの妊活に踏み込めない本音は様々です。
仕事が充実している時期なので、妊活に踏み込めないという人や、職場の環境が整っていないため、仕事と妊活を両立することができないと悩んでいる人も多いようです。
女性として生まれたからには、「子どもを出産して育児を経験したいけど、今のキャリアを捨てたくもない」という葛藤があるようですね。
不妊治療をしても40代で子どもを持てる人は約1割
30代前半で不妊治療をすれば、約80%の確率で妊娠できますが、40代に入って不妊治療をしても、妊娠できる確率は10%程に急激に減少してしまうのです。
今の時代を生きる働く女性たちが、結婚・妊娠・出産を先送りにする理由は山ほどあり、第1子出生時の年齢は年々上昇しています。
このような背景もあり、日本で不妊治療を行う医療機関は大幅に増えました。しかし、いくら40代で不妊治療をしても、子どもを持てる人は限られてしまうということです。
出産年齢が上がると子どもに影響はある?
母親の年齢が35歳以上になると、子どもに染色体の異常がでやすくなってしまい、ダウン症・自閉症などの発達障害影響の可能性が出やすくなることが分かっています。
その解決法といえば、高齢出産(35歳以上)になる前に出産をするということです。しかし、いざ妊活に取り組みはじめても、仕事と妊活の両立問題などという様々な理由で、思うように進まない場合もありますよね。
目をそらしたくなるかもしれませんが、現実的には「妊娠にはタイムリミット」があります。
見た目が若いし体力があるから、「いつでも産めるから大丈夫」と考えることは、大変リスクが高いことだと言えるでしょう。
5年後を想像し後悔のない選択をしよう
女性にとっての35歳は、徐々に妊娠率が下がり始める年齢です。女性の体内にある卵子の数は、年齢を重ねるとともにどんどん減少していきます。
そのため、なんとなく不妊治療を考える夫婦も多いかもしれませんが、本格的に治療に入る前までには2人の気持ちを確かめておくとよいでしょう。
5年後の「40歳の自分」をイメージしてみると、不妊治療を真剣に考えるヒントになるかもしれませんね。
まずは半年から1年、食生活や運動をするなど自己流の妊活を試みて良いでしょう。その場合は、ある程度排卵日を予測する必要があるため、アプリや基礎体温や排卵検査薬などを使って色々と試してみてください。
ただし、自己流で試しても効果がないようであれば、早めに治療に切り替えることをおすすめします。
まとめ:アラフォーの女性の妊活事情!仕事をしながらの妊活について
今回は、アラフォー女性の妊活に対する本音などをご紹介しました。40代に差し掛かると、「仕事と妊活との両立」に悩み始める人が多くいます
自分は何を重要視していくのか、先にある未来を想定し「後悔のない選択」をしていきましょう。
仕事か。母になるか。多くの妊活相談を受けている私ですがこれは本当に切実なお悩み。40代でまだ運命のパートナーに会えていないシングルの方もいらっしゃるのでそもそも結婚はどうするのか?という話もある。しかし、私は皆さんに言いたい!! あなたはどうしたい? それが一番大切。