2020.10.6

妊活にはビタミンDなどの栄養素が必要!摂るべき栄養素と避けるべきものについて

妊活に必要な栄養が含まれている食材については、病院でもらう冊子や雑誌などから、十分に見聞きしている方は多いと思います。

しかし、その食材を「なぜ食べた方が良いのか」を理解できていない場合が少なくありません。

そこで本記事ではビタミンDや葉酸などの、妊活でとり入れるべき栄養素について解説していきます。

妊娠しやすい体をつくりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

妊活に必要な栄養素とその理由

妊活に必要な栄養素と、その栄養素によってどのような効果が期待できるか見ていきましょう。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の形成をサポートします。妊娠中や授乳中に、母体のビタミンD濃度が子供の成長に関係するため、妊娠前からしっかりと摂取したい栄養素です。

通常の食事からの摂取が難しい栄養素でもありますので、サプリメントなどを併用するのもおすすめです。

葉酸

葉酸はビタミンB群の一つであり、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを抑える作用があります。

そのため葉酸は、妊活中や妊娠中はもちろん授乳中にも摂取することが勧められている栄養素となっています。

葉酸はビタミンDと同じく、食事から十分な量を摂取するのが難しい栄養素です。

DHA

赤ちゃんの脳や神経組織の発達、機能維持に重要な栄養素です。

青魚に多く含まれているのですが、つわりを軽くする効果も期待できるようです。

カルシウム

多くの現代人はカルシウムが不足しており、カルシウムは妊活に関係なく摂取すべき栄養素です。

妊娠中は、赤ちゃんの骨・歯・血液を作るのに多くのカルシウムが必要になるため、将来的にママが骨粗鬆症にならないように、妊活中からカルシウムをとり入れましょう。

妊活中に避けるべき食べ物について

妊活中や妊娠中は、「食べない方が良い」「控えた方が良い」と言われるものが非常に多いと思います。

続いては、それらの情報について紹介します。

塩分は1日3gまで?

塩分は確かに摂取し過ぎると高血圧になりやすいものですが、控え過ぎも良くないと近年の研究で判明しました。

適切な量の水分と塩分のおかげで血液の量が増え、さらさらとスムーズに流れるようになるのです。

1日3gの制限は厳し過ぎますので、1日7〜8g程度の塩分摂取を目安にしましょう。

禁煙した方が良い?

喫煙は血流の流れを悪くし、卵子も老化させてしまいます。また男性だけが喫煙している場合でも、子供の先天異常リスクが高まります。

ですので、妊活をするのであれば夫婦で喫煙はやめるべきでしょう。

アルコールは飲んではいけない?

ごく少量のアルコール摂取であれば悪くはないのですが、アルコールでストレスを発散させてしまっている人は要注意です。

妊娠後にはアルコールを断つ必要がありますので、妊活中からアルコールを少量に減らしておきましょう。

体を冷やす食べ物は避ける

冷えは不妊の原因の一つであり、避けなくてはいけないものです。極端に冷たい食べ物であるアイスクリームや、冷えたジュースばかり飲むのは良くありません。

また、食べ物だけでなく真夏であっても冷房や服装などに注意し、冷えを感じるような環境で生活しないようにすると良いですね。

まとめ:妊活にはビタミンDなどの栄養素が必要!摂るべき栄養素と避けるべきものについて

今回は、妊活をする時に摂取するべき栄養素と、その効果について解説しました。

妊娠しやすい体をつくって元気な赤ちゃんを迎えるためにも、今回紹介した栄養素をしっかり摂取できるようにしましょう。

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