妊娠・出産は何が起こるか分からない状態であり、非常にデリケートな期間でもありますので、基本的には赤ちゃんが生まれてから出産祝いを渡すものです。
それでも妊娠祝いを渡して、お祝いの気持ちを伝えたいと思うこともありますよね。
この記事では、妊娠祝いの選び方や知っておくべきポイントを紹介します。
妊娠祝いを用意しようと考えているのなら、ぜひ参考にしてくださいね。
妊娠祝いはいつ渡すものなのか?
妊娠祝いは日本ではあまり一般的なものでないため、正式な「プレゼントの時期」が決まっているものではありません。
しかし妊娠初期はまだ流産の可能性も高い不安定な時期でもありますし、妊婦自身もつわりなどで苦しい日々を送っている可能性があります。
早くお祝いを伝えたいと考えていても、妊娠中期である安定期(妊娠5ヶ月〜7ヶ月)まではお祝いを用意しないようにしましょう。
また、妊娠は個人差が大きいものなので安定期になってもつわりが続く方もいます。
無理に予定を組んだり、家を訪ねたりするのは控えましょう。
妊娠祝いを選ぶ時の注意点
妊娠経験のある方なら理解できると思いますが、妊娠中の女性は体調・体質が普段の状態と大きく変わります。
そのために趣味や好みをよく知っているような親しい仲であっても、妊婦へのプレゼントを選ぶ時に注意しなくてはいけないことがあるのです。
体に使用するものを避ける
普段好んでいる化粧品などでも、妊娠中は突然アレルギー反応などが現れ使用できなくなってしまうことがあります。
トラブルのもとになってしまうといけませんので、直接体に使用するものは贈らない方が良いでしょう。
食べ物や飲み物を避ける
妊娠中に避けるべき食べ物が多いという理由もありますが、妊娠中の女性の多くは自分で工夫して体重コントロールをしています。
場合によっては、お菓子なども喜ばれない可能性がありますので注意してください。
匂いが強いものを避ける
リラックスしてほしいという考えで、入浴剤やアロマオイルをプレゼントに考える方もいるようですが、妊娠中は匂いの好みが変わる女性も少なくありません。
またつわりが長引く方なら、苦手な匂いで気分が悪くなってしまう心配もあるでしょう。
妊娠祝いにオススメのプレゼント
妊娠祝いに避けるべきものをお伝えいたしましたが、妊婦へのプレゼント選びは想像よりも難しいと感じられたのではないでしょうか?
ここからは妊婦さんに喜ばれるプレゼントの例を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
冷え対策アイテム
現代は夏でもクーラーが効いている場所が多いので、ストールなどのアイテムは一年中使用できます。妊娠中の体には冷えが大敵ですので、ストールをプレゼントすればきっと喜んでくれるでしょう。
もちろん妊娠期間以外にも使えますし、冷え対策アイテムはストール以外にもブランケット・ポンチョなどの幅広い選択肢があります。
マタニティ用パジャマ
マタニティ用のパジャマは優しい肌触りで、妊婦さんの体に負担のないよう工夫されているものが多いです。
とても可愛いデザインのものもありますので、妊婦さんの好きそうなパジャマを選んであげましょう。
触り心地の良いタオル
フワフワのタオルは赤ちゃんにも使用できますし、妊娠中のデリケートな体も優しく包んでくれます。
安心の素材を使用した、優しい触り心地のものを選んでくださいね。
まとめ:妊娠祝いの選び方や知っておくべきポイントについて!
日本ではあまり一般的ではない妊娠祝いですが、アメリカでは「ベビーシャワー」という、出産前に妊婦にプレゼントを贈るパーティーを楽しむ習慣があります。
日本でも、もしかするとアメリカのように妊娠祝いが今後定着していくかもしれませんね。
今回の記事を参考に、妊婦さんが喜ぶプレゼントを考えて、お祝いの気持ちを贈りましょう。