2020.10.3

「自身が不妊で悩む場合」と「友人が不妊に悩む場合」の人付き合いについて

不妊治療が身近になった現代では、友人が「不妊治療を始めた」という話を聞く機会も少なくないでしょう。

その逆に自分が不妊治療を行っていて、友人に悩みを打ち明けても良いのか?と考える方もいるでしょう。

そこで今回は、「不妊悩みを軸とした人付き合い」をテーマに進めていきます。

自分が不妊治療に悩んでいる場合

不妊に悩んでいる方で、自分より先に不妊治療を行っている友人がいる場合、悩みを打ち明けた上で体験談を聞かせてもらいましょう。

悩みを先に打ち明けることで、的確なアドバイスをもらえることがあります。

身近な友人に不妊治療経験者がいない

不妊治療は生の体験談を聞きたいと思うものですが、実際には周囲に不妊治療経験者がいないこともあります。

その場合にはインターネットを使用して、不妊治療を行っている方の口コミやブログを確認すると良いでしょう。

不妊治療について友人や会社に打ち明けるか悩んでいる場合

不妊治療を受けていることを、周囲に話すべきか悩んでいる方は非常に多いと言います。

プライベートな話になるので、あまり話したくないと思うのも自然なことですが、周囲に話すことで理解が得られる場合もありますので、1人で抱え込んでしまうよりも、良い方向に進む可能性を考えてみましょう。

身近な友人・親に打ち明けるべきか

親・兄弟・友人に不妊治療のことを伝えたいと思うのであれば、その気持ちを尊重して伝えた方が良いでしょう。

人は不安やストレスを誰かに聞いてもらうことで軽減させられます。

近しい人に打ち明けてみることで、意外な助言をもらえるかもしれませんし、悩みを打ち明けること自体が、あなたの心を軽くしてくれるのです。

不妊治療を職場に伝えるべきか

特に職場では不妊について話をしたくないと考える人は多いと思いますが、不妊治療中には通院のために急な欠勤・遅刻早退が増えてしまいがちです。

その度に仮病や用事などの理由を上げていたら、あなたの勤務態度が疑われてしまうかもしれません。

会社の上司・同僚に信頼できる方がいれば、不妊治療を打ち明けることで休みもとりやすくなりますよね。

どうしても詳しく話はしたくないと考えるなら「婦人科系の病院に通院が必要で」と説明すれば、良識のある方であれば詳細は詮索しないはずです。

友人が不妊で悩んでいる場合

不妊で悩んでいる友人の話を聞く時、良かれと思って自分の体験談を話したのに、「相手には不快に感じられたようだ・・・」という話は少なくありません。

そのような「妊活アドバイス」はなぜ嫌がられてしまうのでしょうか?

不妊に悩んでいる人はすでに多くの情報を調べている

「〇〇を食べると良いみたいだよ!」「〇〇はしない方がいいよ」「私はこれで妊娠したから試してみて」どれも相手を助けたいと思ってしているアドバイスかもしれませんが、本当に不妊で悩んでいる女性の多くは、妊娠に関する情報は十分勉強しています。

聞いたことがあるような情報を自信満々にされ、不快感を示されるのは仕方がないことかもしれませんね。

デリケートな話をする場合は相手の立場を考える事

不妊に関わらず全ての人間関係に言えることではありますが、相手の立場になって考えてみることが一番重要です。

不妊に悩んでいる方は、大きなストレスや不安を抱えていることが多いです。あなたに悪気がなくても、相手にとっては不快な話だと感じられることもあるでしょう。

自分がもし何年も不妊治療に励んでいる状態で、友人が子供の話ばかりをあなたにするようなら、しばらく会いたくないと感じてしまうのは自然なことです。

子持ち同士では日常の会話だとしても、その日常を望んでいる相手にするべき会話かどうかを考えて話すようにしましょうね。

まとめ:自身が不妊で悩む場合と友人が不妊に悩む場合の人付き合いについて

いかがでしたか?今回は、不妊悩みを軸とした人付き合いをお伝えいたしました。

ナイーブな話だからこそ、どんなに親しい仲でも思いやりが大切です。相手の気持ちを考えた行動ができるようにしましょう。

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