妊娠初期には「生理が止まる」「体調が変化する」という状況から、多くの方が妊娠の可能性に気づきます。
しかし、妊娠をしたかもしれない…と思ってからいつまでに病院へ行くべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、妊娠の兆候を感じてからいつまでに病院へ行くべきかを解説します。また、婦人科についての基礎知識も紹介しますので、妊娠中のイメージが湧くことでしょう。
妊娠かなと思ったら
自分が妊娠しているかもしれないと感じたら、まずは市販の妊娠検査薬で検査をしてみることをお勧めします。
そして妊娠検査薬で陽性が出た場合には、本当に妊娠しているのか医師に判断してもらうため、病院に行く日を決めていきます。
妊娠2ヶ月の終わりまでには病院へ
通常、妊娠4週目が生理予定日ですので毎月正確に生理が来ている人であれば、この時期に妊娠の可能性に気づくことが多く、つわりが始まる方もいます。
病院に行くタイミングとしては、妊娠7週目までには受診するようにしましょう。
妊娠検査薬は妊娠5週に使用できるものが多いのですが、妊娠検査薬では妊娠の可能性は分かっても妊娠の有無は判定できません。
妊娠検査薬で陽性が出たら、早めに病院へ行くのが良いでしょう。
赤ちゃんのパパと話し合い
妊娠が分かった時に、未婚の場合もあるでしょう。その場合には今後についてパパとママで話し合う必要がありますね。
共働き夫婦の場合も、妊娠を機会に今後の生活について夫婦の話し合いは欠かせません。
産婦人科での妊娠の検査について
妊娠の可能性を感じるまで産婦人科に行ったことがない人も多いため、産婦人科はプレママにとって緊張してしまう場所でもあります。
ここでは初めての妊娠検査の流れをお伝えしますので、受診前の緊張を和らげてくださいね。
産婦人科での検査内容
妊娠の検査のために行われる一連の流れを紹介します。
①問診
最終月経や月経周期、健康状態と病歴などの確認があります。
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②尿検査
妊娠のための検査では尿検査が欠かせませんので、検査が可能な状態にしておいてください。
尿検査では尿糖・タンパクを検査し妊娠反応を検査する場合もあります。
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③超音波検査
正常妊娠かどうかを確認するために超音波検査をします。
来院の時期によっては胎嚢の確認・胎児の心拍確認も行われます。
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④内診
膣鏡を使用して分泌物の状態などを調べ子宮や卵巣の大きさ・固さを確認します。
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⑤その他
身長・体重測定・むくみ検査・血圧検査が実施されます。
産婦人科に行く時の服装
産婦人科では内診があり、服を脱ぐ必要があります。
内診は多くの方が抵抗を感じてしまうものですし、着ていく服装を間違えると内診の準備に手間取ってしまいますので、産婦人科に行く時の服装には注意しましょう。
【お勧めの服装】 |
着替えがしやすいワンピースやスカートで、トップスは血圧が測りやすいように腕まくりがしやすいものにしてください。 |
【避けた方が良い服装】 |
慣れない場所で着衣の手間がありますので、ストッキングの着用はあまりお勧めできません。 同様にブーツなど脱ぎ履きに時間がかかる靴も、避けた方が良いでしょう。 産婦人科では内診以外にも、体重測定や超音波検査で何度も靴を脱ぎ履きします。 |
産婦人科に行く時の注意点
続いて、産婦人科に行く前に知っておくと良いことを見ていきましょう。
最終生理の期間や生理周期をメモしておく
何も考えずに産婦人科に行ってしまい、最終生理の期間や生理周期が答えられずに困ってしまう人もいるようです。
病院に行く前にスケジュールなどを確認して、自分の生理についてメモを用意しておきましょう。
緊張しないようにする
特に初めて産婦人科に行く方は緊張してしまうと思いますが、緊張してしまった状態では血圧が高くなってしまうかもしれませんし、内診で力が入ってしまい痛みを感じてしまう可能性もあります。
産婦人科の先生やスタッフはプロの集まりですので、安心してリラックスした気持ちで診察を受けられるようにしましょう。
まとめ:妊娠の兆候を感じたらいつまでに病院に行けばいい?婦人科についての基礎知識!
いかがでしたか?今回の内容としては、妊娠の兆候や妊娠検査薬で陽性反応があった場合には、なるべく早く産婦人科を受診するということでしたね。
また、婦人科についての基礎知識を解説しましたので、流れもイメージできたのではないでしょうか?
妊娠中のことは分からないことが多いとは思いますが、不安な点があれば何でも病院の医師に相談すると良いでしょう。