妊娠が分かると、「男の子でも女の子でも元気なら良い」と思いながらも、多くの人が赤ちゃんの性別を早く知りたいと思うようです。
子供の性別が分からなくては赤ちゃんグッズの買い物も難しいですし、子供の名前も考えられませんね。
そこで本記事では、「気になる赤ちゃんの性別はいつ頃判明するのか」と、「赤ちゃんの性別に関するジンクス」について紹介します。
赤ちゃんの性別が分かる時期
昔と違い一般的な病院ではエコー検査を実施するため、性別を医師から教えてもらえます。
では、具体的に赤ちゃんの性別が分かるのはいつ頃なのでしょうか?
赤ちゃんの性別が分かるのは妊娠5ヶ月〜6ヶ月
一般的には赤ちゃんの性別が分かるのは、妊娠5ヶ月〜6ヶ月頃だと言われています。なぜなら、赤ちゃんの手足などの器官がほぼ完成し、外性器が確認でき始めるのがこの時期だからです。
エコー検査にて確認されるのですが、通常お母さんが画像を見て気付くことは難しく、医師がエコー画像を見ながら判断します。
この時期はまだ健診も月に一回の間隔ですし、赤ちゃんの姿勢によっては性別の判断に時間がかかる場合もあるため、妊娠5ヶ月〜6ヶ月というのは性別判定の目安と考えておきましょう。
医師によっては積極的に性別を伝えない
まだまだ性別の判別が難しい時期とも言える妊娠5ヶ月〜6ヶ月は、誤った判定を避けるために性別を積極的に伝えない医師もいます。
たとえ妊娠5ヵ月だったとしても性別の判別が難しい場合には、お母さんから性別を尋ねられるまで答えず、経過によって確実に判断できるようになってから伝える場合があるでしょう。
赤ちゃんの性別に関するジンクス
赤ちゃんの性別に関しては、エコー検査がなかった時代から「◯◯だったら男の子」「◯◯になったら女の子」などのジンクスがいくつも存在しています。
ここからは、そのジンクスに信憑性はあるのかを見ていきましょう。
お腹が前に出てきたら男の子
赤ちゃんの性別に関わるジンクスで一番有名なジンクスとも言える「お腹の形で赤ちゃんの性別が分かる」というものです。
このジンクスでは、お腹が前に突き出るような形で膨らめば男の子、横に広がるように膨らめば女の子と考えられています。
しかし、残念ながらこのジンクスに医学的根拠はありません。お腹の形と赤ちゃんの性別は関係ないということですね。
お母さんの顔が凛々しく変われば男の子
このジンクスも非常に有名なもので、お母さんの顔つきが凛々しくなったら男の子、優しい顔つきになると女の子というジンクスです。
こちらもお腹の形と同様に医学的根拠はないようです。
妊娠中にお肉が食べたくなったら男の子
こちらのジンクスでは妊娠中にお肉が食べたくなったら男の子、甘いものが食べたくなったら女の子というものです。
特につわりの時期には多くの女性が食べ物の好みが変わるため、このようなジンクスが生まれたようですが、やはり食べ物の好みの変化と赤ちゃんの性別は関係ありません。
つわりが軽いと男の子
こちらは、つわりが軽いと男の子、つわりがきついと女の子というジンクスです。
つわりも赤ちゃんの性別に関係して強弱が決まるものではありませんので、残念ながらこのジンクスも根拠はないようです。
まとめ:赤ちゃんの性別が分かる時期やジンクスについて
待望の赤ちゃんを授かれば、性別が気になってしまうのは自然なことですが、残念ながら赤ちゃんの性別に関するジンクスに、医学的根拠はないようです。
お産の時まで赤ちゃんの性別が分からなかった時代に、子供の性別を早く知りたいという思いから多くのジンクスが広まったのだと考えられますね。
赤ちゃんの性別は確かに気になりますが、今は妊娠中期には性別が分かるものですので、それまでは楽しみに過ごしましょう。