2020.10.5

2020.10.5

不妊治療を始める方必見!初診を受けるタイミングや流れについて

不妊治療を決意したばかりのときは分からないことが多く、不安なことばかりですよね。

通常新しいことを始めるのには勇気が必要ですが、不妊治療は特にナイーブな問題なため、より心配なことが多いでしょう。

そこで本記事では、不妊治療を初めて受けるという方向けに、少しでもその不安が軽くできるよう、不妊治療の流れなどについて説明していきます。

初診を受けるべきタイミングは?

不妊治療を受けると決めてから、病院の予約をする前に気をつけておかなければいけないことがありますので、まずはそれを理解していきましょう。

夫婦でしっかりと話し合いを済ませておく

不妊治療の開始時には、夫婦ともにいくつかの検査を受ける必要があります。

不妊治療に対しての意向が夫婦で統一されておらず、男性が検査に抵抗を感じている場合では、治療がスムーズに進みません。

まず不妊治療について夫婦で意見を統一し、お互いに協力して進める状態をつくりましょう。

不妊治療は少しでも早くスタートするべき

基礎体温を測るなどをして、自己流のタイミング療法で妊活をする夫婦はとても多いと思いますが、妊娠を強く希望しているのであれば、不妊治療の開始は極力早い方が良いです。

なぜなら女性の加齢とともに、妊娠の可能性が年々下がってしまうためです。特に女性が30代の場合には、少しでも早く治療をスタートさせましょう。

初診を受けるタイミングは早いに越したことはありません。

不妊治療の流れを紹介!

実際に不妊治療が開始されると、どのような流れで治療が進むのでしょうか?

不妊治療は体の状態や年齢によっても内容が変わりますが、ここでは一般的な不妊治療の流れをご紹介します。

不妊の原因を探る検査からスタート

不妊治療の検査は、男性はすぐに完了しますが、女性は月経周期に合わせて複数の検査が実施されます。

検査内容は問診・超音波検査・子宮卵管造影検査・通水通気検査・フーナー検査などがあり、それぞれの検査が排卵期・卵胞期など限られた期間にしか実施できません。

そのため、女性の検査が全て完了するまでには数ヶ月かかる場合もあります。

検査と同時進行でタイミング法を実施

女性の不妊治療の検査は時間がかかるため、多くの病院では検査と並行してタイミング療法の指導があります。

タイミング療法とは排卵日を予測してタイミングを合わせて性交渉を行い、妊娠できる確率を上げる方法です。

検査の結果排卵が滞っているようであれば、排卵誘発剤を使用するなどの対応が取られます。

人工授精にステップアップする

人工授精は事前に精子を採取しておき、排卵日に合わせて女性の子宮内に注射する方法です。

人の手を介した妊娠方法ではありますが、着床自体は自然妊娠と変わりません。

精子の運動能力が低い場合や数が不足しているときにも有効で、タイミング療法と同様、人工授精も複数回チャレンジするものです。

また、人工授精までの治療を一般不妊治療と言います。

一般不妊治療で妊娠が難しい場合は高度医療に進む

一般的には、一般不妊治療で妊娠が難しかった場合に高度医療に進みますが、不妊治療の検査時に自然妊娠が困難であると分かった場合などには、初めから高度医療に進むこともあります。

高度医療には体外受精と顕微授精の二種類があり、その違いは受精のさせ方です。

体外受精では卵管から卵子を採取し、用意しておいた精子と受精させた上で子宮に戻します。

この受精の際に、精子の受精能力が弱いと受精が困難となります。その場合、顕微鏡を見ながら精子を卵子に注入する方法があり、このことを顕微授精と言います。

まとめ:不妊治療を始める方必見!初診を受けるタイミングや流れについて

不妊治療を受けようと決めても、初めて病院に行くときには多くの人が緊張してしまうようです。

まずは「治療を受ける」よりも「相談してみる」という気持ちで初診を受けてみてはどうでしょうか。初診を受けるタイミングは人それぞれではありますが、早いに越したことはありません。

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