2020.10.12

妊娠後期の過ごし方と注意点について解説!

妊娠後期とは妊娠8ヶ月〜10ヶ月のこといい、出産が近づいている時期です。この時期には赤ちゃんの体はほとんど完成しており、お腹の中でも自分の考えで動いたりママの声をはっきりと聞いているのです。

しかし、まだ妊娠10ヶ月目まではお母さんのお腹の中で過ごさなくてはならず、早産に気をつけなくてはいけない期間でもあります。

本記事では、妊娠後期の過ごし方や注意点について解説していきます。

妊娠後期の過ごし方と注意点

日に日にお腹が大きくなっていく妊娠後期は、お母さんも自分の体の変化に驚いてしまう時期とも言えます。

お腹もせり出してきて自由に動きにくくなってきますので、何をするにもゆったりとスローペースで行動できるようにしましょう。

食べ過ぎに注意する

働いている方であれば妊娠後期には産休を取ったり、里帰り出産の場合は長期間帰省する方も多いでしょう。

元から動きにくい体になっている状態で、ゆったりとした生活に入る場合は食べ過ぎに注意しなくてはいけません。

特に塩分を取りすぎると血圧が上がりやすく、むくみも起きやすくなりますので、外食を避けてヘルシーな食事を心がけましょう。

妊娠高血圧症候群に注意する

妊娠高血圧症候群は別名「妊娠中毒症」とも呼ばれ「母体が妊娠によるさまざまな変化に適応できずに起こる中毒症状」だと言われています。妊娠後期は、この妊娠高血圧症候群になりやすい時期なのです。

定期検診も毎月ではなく2週間に一度になりますので、むくみなどの症状を感じているのなら必ず医師に相談してください。

妊娠高血圧症候群になってしまうと胎児の発達に影響が出てしまう場合もあり、難産にもつながります。

塩分を抑えた食事と、多めのタンパク質を摂取するなどの食事法が勧められていますが、ストレスや睡眠不足でも発生しやすいため、塩分さえ控えていれば良いというわけではありません。

妊娠高血圧症候群の兆候が見られたら、医師の指導に従って治療を進めてください。

入院の準備をしておく

出産予定日目前でなくても妊娠後期には入院・出産の準備をしておくと良いでしょう。

妊娠中の入院は突然決定されることも少なくないので、そのような時に慌てなくて良くなります。

入院用品は旅行バックに詰めておき、分かりやすい場所に用意しておけば、いざ緊急入院になってしまっても、入院セットをご主人や他の方で持って来られますね。

呼吸法の練習をする

安産のための呼吸法をマスターすると、お産がスムーズに進みやすくなります。

安産のための呼吸法は、子宮の収縮によって発生する陣痛の痛みから気をそらして、心と体をリラックスさせられるのです。

さらに呼吸によって血液中にたっぷりと酸素が送られるので、お産の最中の赤ちゃんにも十分酸素が行き渡ります。

お産の時には冷静でいられず、練習したことをそのまま再現するのが難しいこともあります。

立ち会い出産を予定しているのなら、ご主人も一緒に呼吸法を練習すれば安心でしょう。

胃もたれする場合は食事を小分けにする

妊娠初期のつわりとは違いますが、大きくなったお腹に胃が圧迫されて胃もたれを感じる方もいます。

一度にたくさん食べてしまうと気持ちが悪くなってしまうこともありますので、食事を小分けにするなどの工夫をすると良いですね。

食事の量は増やしすぎないように、回数だけを増やしてください。

まとめ:妊娠後期の過ごし方と注意点について解説!

いかがでしたか?今回は、妊娠後期の過ごし方と注意点をお伝えしました。

いよいよ出産が近づいてきて、緊張してしまう人もいるかもしれませんが、できるだけリラックスして過ごすようにしましょう。

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