自分が不妊かどうか不安になったときには、まず病院で受ける検査で不妊であるかのチェックを受けたいと思うでしょう。
しかし、具体的には不妊のチェックはいつ受ければ良いのでしょうか?
そこでこの記事では、自分が不妊かどうかをチェックするべき時期やタイミングなどについて解説していきます。
不妊の検査には時間がかる
不妊の検査は病院や不妊専門のクリニックで行いますが、健康診断などの検査と違い一度で検査が終わりません。
なぜなら女性の不妊のための検査は、月経周期に合わせて必要な検査を最適な時期に実施しなくてはいけないからです。
そのため、検査自体に複数回の通院が必要になります。
女性の不妊チェックには1ヶ月かかる
検査にかかる期間や費用は男性と女性で変わりますので、まずは女性が受ける検査からご紹介します。
女性の不妊チェックは基本的に月経中にホルモン検査・超音波検査が実施され、月経後に子宮卵管造影検査が行われます。
低温期に再度超音波検査と頸管粘液検査、高温期にもまた超音波検査と再度ホルモン検査をすることが多いようです。
不妊の判定にはそれぞれ月経周期ごとの検査結果が必要であるため、スムーズに検査が進んだとしても、最低1ヶ月間はかかることになるでしょう。平均すると検査に数ヶ月間かかる方が多いです。
男性の不妊チェックは1日で済む
男性の不妊検査は精液検査で済むことが多く、多くの場合は1回のみの検査で完了します。
ただし精液検査の結果に問題があった場合はその他の検査が必要となり、複数回の通院となるでしょう。
不妊のチェックに必要な費用
不妊の検査にかかる費用はクリニックによって変わりますが、女性の場合は3万円〜7万円程度かかることが多いようです。
男性は検査自体が1日で済みますので、費用も1万円程度です。
不妊治療の検査に補助金が用意されている自治体もある
不妊治療の検査にかかる費用は、気軽に検査が受けられる金額とは言えません。
しかし、お住まいの地域によっては不妊治療の検査に補助金が用意されている場合があります。
例えば東京都の場合には、助成対象となれば最大5万円の助成金が受けられます。
不妊チェックをしたいと考えているのなら、まずはお住まいの地域で不妊治療の検査に補助金などがないかを調べてみましょう。
不妊チェックを行うべき年齢とは
不妊治療は少しでも早く始めることで成功確率を高くできます。そのため、不妊チェックもできるだけ早く行った方が良いと言えるでしょう。
妊娠できる確率は35歳から急激に下がる
女性が妊娠できる確率は年齢とともに減少していきますが、20代は緩やかな減少傾向であるのに対し、35歳から非常に早いスピードで妊娠の可能性が減っていきます。
35歳以上の女性が自然妊娠できる確率は、20代の女性の半分以下になるとも言われています。ですので将来的に妊娠を希望しているのなら、35歳になる前に一度不妊チェックを受けておくと良いでしょう。
妊活をして1年以上が経過している
健康な女性が避妊をやめてから1年経っても妊娠しない場合は、不妊の可能性が考えられます。
年齢が若くても、妊活の効果が得られないようなら早い段階で不妊チェックをした方が早く治療を始められるでしょう。
まとめ:いつ不妊チェックを行うべき?適切なタイミングについて解説!
不妊チェックは費用の負担も重いため、なかなか積極的に検査に受けようと考えられないかもしれません。しかし、自分に不妊の傾向が認められた場合は少しでも早く不妊治療を開始することで、妊娠できる確率を上げることができます。
将来子供が欲しいと考えているのなら、まだ若い年齢だとしても一度検査を受けてみることをおすすめします。
パートナーと結婚を意識したら!まずは不妊チェックを行いましょう。どの項目も必ず改善できる項目ですから心配無し!まずはここから始まります!!