ブロッコリーは「野菜の王様」といわれるているくらい栄養価が高く、妊活中に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ブロッコリーは茹でるのが一般的ですが、妊活中にはもったいない調理方法です。
今回は、ブロッコリーの栄養を無駄なく摂取する方法や、ブロッコリーと相性の良い食材を使った妊活レシピをご紹介していきます。
ブロッコリーに含まれる栄養素と妊活へ与えるメリット
ブロッコリーはとても栄養価が高い野菜で、100gほど食べれば1日に必要なビタミンCを摂取することができます。
さらに、ブロッコリーはビタミンE・ビタミンK・カリウム・食物繊維などのさまざまな栄養素が取れます。
その中でも、ブロッコリーの栄養素で特にオススメなのが「ビタミンEと葉酸」です。
ビタミンE
ブロッコリーには、子宝ビタミンと呼ばれる「ビタミンE」が含まれています。ビタミンEは血行を促し、体内の脂質の酸化を防いでくれるので、卵子の老化防止にも役立ちます。
さらに、血流を良くしたりホルモンを調節したりと、体の冷えの改善にも効果的です。
葉酸
葉酸は緑黄色野菜に含まれていますが、ブロッコリーにも多く含まれています。妊婦さんにはとても重要なビタミンで、とくに意識して葉酸を摂取しておきたいのは妊娠初期です。
ブロッコリーにはビタミンCが多く含まれていますが、葉酸と一緒に摂取すると効率よく摂取することができます。
この葉酸は、ゆでるより蒸す、蒸すよりは炒める方が栄養を逃さず食べることができます。
ブロッコリーの調理方法と相性のいい妊活レシピ
ブロッコリーに豊富に含まれるビタミンCは、熱に弱いという特性があります。
茹でた場合はブロッコリーの「ビタミンC約半分」ほどが消失してしまいます。これでは、とてももったいないですよね。
ブロッコリーオススメの調理方法は、ブロッコリーはゆでる場合は短く、水に浸さずザルに上げて冷やして栄養が水に溶け出るのを防ぐとよいでしょう。
緑黄色野菜は、油と調理すると栄養吸収率があがる栄養素を多く含んでいるので、炒め料理もおすすめです。
いわしとブロッコリーの味噌和え
ブロッコリーと相性の良い食材は、イワシです。
DHA、EPAが豊富に含まれており妊活中からしっかり摂ることで、生まれてくる赤ちゃんの脳の発達を促し、知能をアップさせることができます。
さらに舞茸を入れることでビタミンDが豊富に摂取できます。
【材料2人分】
イワシ缶味噌味 | 1缶 |
ブロッコリー | 1/2 |
まいたけ | 1/2 |
○生姜すりおろし | 小さじ1 |
【作り方:所要時間5分】
- ブロッコリー・舞茸はスライスします
- 鍋に①を入れ中火で1分炒めイワシ缶を入れ火が通るまで炒めます
- しょうがで風味を出し盛り付けたら完成!
あさりとブロッコリーの酒蒸し
妊活の名コンビとも言われる「鉄分の多いあさり」と「葉酸の多いブロッコリー」は相性抜群です。
【材料2人分】
あさり | 200g |
ブロッコリー | 1株 |
○酒 | 大さじ1 |
○水 | 大さじ1 |
○オリーブオイル | 大さじ1 |
○塩コショウ | 少々 |
【作り方:所要時間15分】
- ブロッコリーは小房に分け、あさりは砂抜きをしておきます
- 鍋にブロッコリー、あさりの順番に入れて調味料を入れて蒸します
- あさりの殻が開き、ブロッコリーに竹串をさしてやわらかくなっていたら火を止めます
- 塩コショウで味付けをし、盛り付けたら完成!
男性にもおすすめのブロッコリーで夫婦で妊娠力を高めよう
ブロッコリーには妊活女性に必須な葉酸をはじめ、子宝ビタミンのビタミンEなど栄養素が多く含まれています。
下ゆでして冷凍保存しておけば、日々の食事に取り入れることができるので、いつでもパパっと使うことができます。
ブロッコリーと相性の良い食材と組み合わせながら、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。
妊活を応援してくれるステキな野菜 ブロッコリー!!!ですがそれはブロッコリーだけとか、ほうれん草だけということではありません。季節の野菜、不要な肥料や農薬を使っていない自然農法の野菜たちの命をいただくことで人間本来のチカラを取り戻すことをオススメします!